★阿修羅♪ > 議論21 > 226.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: Re: 防衛戦争 投稿者 丸服亭直三 日時 2005 年 6 月 05 日 08:43:38)
丸服亭直三さん、横レスありがとうございます。
>古今東西、どこの国でも戦争を始める時の大義名分は、「自国の防衛のため」であり、侵略するという言葉は使っていません。
実際には侵略戦争であるにも関わらず「自衛戦争」であるかのごとく中国や東南アジアを侵略したり、アメリカ本土防衛の為にと称してイラク侵略を行ったりしてきたワケです。その欺瞞について述べたかっただけです。あなたは欺瞞だとは思われませんか?
>国際政治と戦争を、低俗アニメのように「正義と悪」の単純2元論で割り切ろうとす>ること自体が間違っているとしか言えませんね。
人を殺す事は別に「低俗アニメ」で無くても「悪」だと思われていると思いますが。
国際政治と戦争に「善悪は無い」とおっしゃりたいワケですね。
それこそ戦争を容認する考え方だ。
> それから、軍縮に関してですが、軍縮をマトモに論じ、かつその実効性を発揮する>には、同等の軍備保有国だけであり、同等の軍備を持たない国には、軍縮を実行する>資格も能力もありません。
その考えがおかしいのでは?
軍備を持たない国が軍縮を提唱する資格はあるし、
その国の意見が世界の市民の支持を受ければ軍縮世論が高まり実現するでしょう。
決め付けるのはおかしいでしょう。
まして、日本は自衛隊という立派な軍隊を持っているのだからあなたの論から言っても日本が軍縮を訴える意味はあるはずです。
> このことは、かつて第2次大戦前に日本も参加したワシントン軍縮会議(戦艦の制>限)、ロンドン軍縮会議(巡洋艦等の制限)、あるいは、米ソの核軍縮条約を見れば>理解できると思います。
かつては、強大な軍隊を持つ国々の間での軍縮が緊急の課題だったからでしょう。
今は、北朝鮮とどのように軍縮の合意に達するのかなどが問題なのです。
一方的に北朝鮮に核保有の放棄を求めるのでは無く、北東アジア全域で米軍も含めてどのように軍縮を行うのかが課題なのです。
経済交流を促進し、戦争を起こす事のデメリットを増やす事も必要です。
> つまり、日本が世界の軍縮を推し進めるためのけん引役になるには、まず、核戦力>を含む強力な軍拡を推し進めなければならないということです。
それは、北朝鮮の態度を硬化させるだけでしょう。
自分が持っていないのだから相手にも持つなと主張する事ができるのにわざわざその条件を無くすのは後退です。
ただ、米軍は核兵器を日本に持ち込んでいるでしょうから、北朝鮮にとっては日本は核武装をしている事と同じ事だとは思いますが。
> わたしもそんな事を理想だとは思っちゃいませんが。
>具体的に、かつ客観的に軍縮に向かわせるだけの「力」と申しますか、そういうもの>の根拠は金銭では解決しません。
>新たに核の保有を目指そうなんてのは最悪の方針でしょう。
>もし、日本の民意で軍縮に向かうとすれば、「平和を目指す心」によるものだと思い>ますが、様々な国にはそれぞれの民意があり、それらの民意を「正義と悪」に分別で>きるものではありません。
>軍事力イコール悪という認識のない国、そこにある民意も無視できません。
>2原論の限界でしょうか。
「軍事力が必要で無い」と思わせるだけの関係を作る必要があるのですよ。
靖国参拝をやめるという事などからそういう関係を作っていかなければなりません。
天皇制廃止も必要です。