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(回答先: Re: 何を守るのですか？ 投稿者 大鷲猛牛 日時 2005 年 6 月 04 日 16:38:10)
その為に世界軍縮会議が必要だと言っているのです。
現状がうまくいっていないのは軍縮をされたら困る軍需産業が妨害しているからですよ。
その妨害をやめさせたらいいのです。
＞Re: 何を守るのですか？
http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/211.html
投稿者 大鷲猛牛 日時 2005 年 6 月 04 日 16:38:10: wfH5L5o1fldN6
＞(回答先: 何を守るのですか？ 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 04 日 12:52:55)
＞わやくちゃ様
＞＞軍縮会議こそが最大の平和を守る手段です。
＞国連の軍縮会議はどうなっているんでしょうか？
もっと我々も注目して成功するような世論形成をするべきなんです。
日本では軍縮の世論は「現実的でない。」という根拠なき断定によって虐げられているのです。
そりゃあ、日本も軍備を持つべきという論の方が分かり易くて勇ましいからこうなっちゃっているんですけど。
日本自らが北東アジアの緊張を高めて危険な状況に持ち込んでいるという事をもっと知るべきです。
＞核兵器拡散協定などの現状はどうなんでしょうか？
あれは核兵器を持っている国が自国の軍事的優位を確保する為のものなんですよ。
不拡散ではなく、全般的核軍縮をすべきなんです。
＞その他通常兵器の会議とか一杯あります。
＞機能していますか？
機能させるように世論を盛り上げないと。
＞世界各地で紛争が絶えたことありますか？
それは、やらせている人々がいるからです。
何故、紛争が起こっているのか１つ１つ原因を調べる必要があります。
ＣＩＡがやらせている紛争のいかに多い事か。
イラク戦争なんて言語道断ですよ。
軍隊が紛争を制御できるわけでは無いのです。
軍隊が紛争を始めるのです。
イスラエルもそうです。
イスラエルの侵略行為に対して国連が有効に対処できないという事で既に軍隊が無効である事を示しているのです。
あっても侵略軍に対峙できなかったら同じ事。
紛争は野放しです。
だから全般的軍縮しか無いのです。
＞ロシアになってからの旧ソ連邦内の内戦状態はどうなんですか？
これもそれぞれ仕掛けている勢力がいるでしょう。
＞支那のチベットやモンゴルへの虐殺などはどうなのでしょうか？
国連の安保理は中国に対してこの点での制裁はできないのです。
米軍も制裁はできない。
だから軍隊があっても同じ。
このような侵略行為に対する制裁は軍隊によってではなく国際的な法秩序の形成によって行うしか無いのです。
侵略軍を動かしている権力者とつるんでいる国の権力者が自国の軍隊をその侵略阻止の為に投入する事は無いからです。
＞数え上げればきりが無いほどですよ？
＞どうなさるおつもりですか？
＞現実をみないのでしょうか？
で、その現実に対して例えば日本の自衛隊を増強してどうしようと言うので？
侵略をしている国にこちらも制裁的侵略をするとでも？
あなたの解決策もお示し下さい。
＞マラッカ海峡はどうなのでしょうか？
＞海賊船の被害は甚大です。
そういう対処は必要ですよ。
しかし、それは軍事的なレベルよりは下位のレベルの問題ですね。
何故、海賊船が出没するのかですよ。
海賊船の持ち主を調べて取り締り可能なのでは？
＞アメリカの軍事力や西欧の軍事力が弱いアフリカなのの状態はどうなのでしょうか？
＞植民地時代の方が状態がよかったなんて声さえ聞こえます。
内戦ですね。
それも煽るヤツがいるんですよ。
＞南米はどうなんですか？
ＣＩＡが大活躍です。
＞一口に軍縮などと言いますが、
＞過去の歴史においてさえ何度行われてきたでしょうか？
＞日本だけが対立を生んでいるわけではありませんよ。
それはそうです。
日本だけが問題などとは言っておりません。
しかし、自ら対立を助長しない事は大事です。
＞経済競争も戦争ですよ。
しかし、武器を使っての戦争とは違うという事ははっきりすべきです。
＞その国の企業を守るのはその国力そのものです。
その考えは間違いです。
国力によって企業を守ろうとしたら国益を求めて外国と常に対立しないといけません。
中国に進出する企業にとっては、政治で中国とよけいな摩擦を起こさない事が企業の利益です。企業にとっては市場（買い手）が大事なのであって国力は関係ありません。
靖国参拝をするから中国の日本企業の営業が妨害されるのです。
小泉が営業を妨害しているのです。
戦争賛美の為に営業を妨害しているのです。
＞ヨーロッパが連合化に向かったのはどの様な理由からなのでしょうか？
アメリカや日本に対抗する為でしょうね。
＞平和主義のためなどと考えてはいないでしょうね？
むろん、ＥＵ内で戦争など今後は起こりようも無いようにはしたと思いまよ。
もともと、可能性は低かったワケですが。
ＥＵ諸国は第２次世界大戦から多くを学んだのです。
日本以上にね。
＞対米国経済・対日本経済ですよ。
それは一番大きな目的でしょう。
でもそれだけでは無いでしょう。
＞例えばフランス一国では適わない、イギリスだけでも適わない。
＞きれい事でなんて世の中動いてはいません。
それは同意します。
私は奇麗事をしようとしているのではありません。
現実的な軍縮会議を開催しようと言っているだけです。
アメリカも含めて軍事大国の武装解除をやっていこうとしているのです。
＞何故支那にヨーロッパ各国が兵器を支那に輸出解禁急いでいたと思うのですか？
＞支那に日本を牽制させる役割を持たせる為なのですよ。
だから、そういう事をさせない為の軍縮会議じゃないですか？
あなたはそういう事が行われていたらそれに対抗して軍備増強をするしか無いとしか考えられないのですか？
そのような考え方が軍事的エスカレートを生み、戦争をおっぱじめてしまうのですよ。
＞対立を生んでいるのは経済戦争の為ではありませんか？
戦争をしようとしている勢力が確実にいます。
武器を定期的に売らなければ商売上がったりの人々です。
経済戦争は戦争を始める為の導火線です。
＞それを利用しようと企んでいる人もいる。
＞アメリカ二ズムを否定しているようで肯定するという、矛盾に満ち溢れているように＞思えますね。
何をおっしゃっているのか分かりません。
＞経済至上主義こそがアメリカニズムそのものに思えますね。
アメリカニズムの定義は何ですか？
＞アメリカ的な民主主義とは何か今一度勉強した方が宜しいようです。
そんな漠然としたものをどうやって学べと？
「アメリカ的」も漠然、
「民主主義」も漠然ですよ。
それを掛け合わしたらさらに漠然ですよ。
＞世界が一つになれるなんて何時のことやら。
それは時間が掛かるでしょう。
でもやっていかなくてはいつまで経っても我々は殺し合いをするハメになってしまうのです。
そのように国同士の対立を煽って戦争を仕掛けてくる連中がいるワケですから。
＞昔旧ソ連と米国の間でデタントなんて言って米国が軍事削減しているときに、旧ソ連＞は軍備を完全に整備して米国に対立出来るまでにしました。
＞日本のマスコミは冷戦の雪解けなんて言ってましたか。
＞結局冷戦の終わりを告げさせたのは圧倒的な米国の軍事力の強化でしたね。
官僚主導型計画経済よりも市場経済が優位だったからでは？
＞レーガン大統領の徹底した兵器開発への資金投入に旧ソ連はついて行くことを諦めた＞結果です。
で、１国だけで優位に立ったアメリカが今度は侵略を始めたワケです。
軍事増強の結果はいつも同じです。
持っている武器は使いたくなるのです。
軍需産業の兵器テストの為にもね。
＞今現在でも北朝鮮は時間稼ぎして核兵器開発に余念がないようです。
悪の枢軸国に指定された国の末路を金正日はイラクで見たのですよ。
曲りなりにも国連の査察に応じた結果、やはり攻撃されてしまったのです。
では、核兵器開発をやめればアメリカは攻撃をしないか？
そんな保障は何も無いのですよ。
アメリカが信用できる国ですか？
スティルスはいつでも北朝鮮を爆撃するでしょう。
核実験を未然に防ぐ為にスティルスが爆撃するのでは無いですか？
＞支那は海軍の強化に余念がありませんね。
台湾をめぐって米軍との戦争も想定しているでしょう。
米軍が強過ぎるのですよ。
対抗上やっている事です。
だから、そのような軍事的エスカレートを回避する為に軍縮会議の開催を言っているのです。
私は現状が軍事的緊張を増せば増すほど軍縮会議の必要が高まると思っております。
あなたの論は現状が軍事対決に向かっているのだから戦争に備えよというだけですか？
＞最近支那の海軍力の強化に恐れをなしたフィリピン政府は米国に軍事基地の再開をお＞願いしました。
＞台湾のも米国に新しい兵器の輸入条件の緩和を求めていますね。最新式の兵器が欲し＞いと。
＞これが現在の世界状況なのですよ。
＞喩えが『県』ですか、日本は善い国ですね。
＞それが世界中そうなればいいですね。
＞私も期待しています。
＞＞軍縮会議こそが最大の平和を守る手段です。
＞今の世界を見る限り、絵にも描けない空想ですね。
これが空想で終わる限り世界平和は無いという事です。
現状を肯定するだけの論理からは平和な未来は開けません。
あなたの論は現状をもって未来を否定しているのです。
私はあるべき未来から逆算して現状をどうすべきかを提案しているのです。
では、あなたの現状認識からどのように平和を築くのか提案してみて下さい。
軍縮会議を「現実離れ」として切捨て、軍備増強してどうやって平和が築けるのかを。
結果は、あなたの望みとは逆になるでしょう。
未来永劫殺し合いを続けるだけです。
あなたのような考えが無くなる為にはもう一度日本は廃墟になる必要があるのかも知れませんね。放射能まみれの。我々は全員がむごい死に方をするでしょう。
現実的な惨劇があるでしょう。確かにそれは現実的だ。無意味だけど。
その時に「現実的」云々の話をどう思い出すでしょうか？
「こんな現実なら夢に掛けるべきだった。」と思わないでしょうか？
あなたと私の未来の平和の為に共に考えて行きましょう。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。