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(回答先: Re: 防衛戦争というトリック 投稿者 大鷲猛牛 日時 2005 年 6 月 04 日 09:34:54)
大鷲猛牛さん、レスありがとうございます。
ところで以前から疑問思っておりましたが「国を守る」って一体何を守るのですか?
主権・領土・国益・国民(生活)・政府など色々あるでしょう。
私はこの中で国民こそが肝心だと思っているのです。
ところが一旦戦争になって配色濃厚になると軍隊は国民を守れない事は先の戦争でも明らかになりましたよね。
だから、私は国民を危険に陥れる可能性がある「軍隊で国民を守る」という考えに反対なんですよ。
強い軍隊があるから戦争をしても大丈夫なんて何の保障も無いのですよ。
それで世界軍縮会議を開くしか各国の国民を守る方法は無いと考えているのです。
日本国民を守ればいいのではありません。
世界の人々を守らないといけないのです。
その為には軍隊を廃止するしかないのです。
もちろん、民間の武装勢力も取り締まらないといけませんが。
この方法を考えなければならないのです。
>Re: 防衛戦争というトリック
>http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/206.html
>投稿者 大鷲猛牛 日時 2005 年 6 月 04 日 09:34:54: wfH5L5o1fldN6
>(回答先: 防衛戦争というトリック 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 03 日 >12:36:52)
>アメリカニズムにおける民主主義とは、合理的な技術主義による大量生産によって、>物資的な分配が平等になされることによって民主主義は成し遂げられる。
>つまり、物質的な平等配分により豊かさを実現することが民主主義だと言うことにな>ってしまいました。
>大衆的平等主義ですね。
しかし、現在のアメリカは貧富の差が拡大しております。
金持ちに対して減税をして、貧乏人に対して増税をしているからです。
この逆を行わなければならないのです。
ポール・クルーグマンの本などを参考にして下さい。
>これが世界的にも通用する、何故なら米国は多民族国家として成り立っているではな>いか。
>と言うことです。(アメリカンドリーム)
しかし、アメリカはアメリカ国家という枠を尊重します。
あくまで、アメリカ主導で世界秩序を作ろうとしているのです。
これに多くの人々が反発しているのです。
中東に対するアメリカの軍事支配強化もイスラム教の「利子の禁止」を廃止し、市場経済を発展させアメリカ資本によって中東を経済支配し石油も確保しようとしているのです。しかし、イラクのシーア派が強まればイランと協力して、フセインよりもイスラム的な政権を作る可能性が大です。こんな事ならばフセインの方がマシだったと思うでしょう。しかし、軍需産業の売り上げの為に戦争をしたのですからしょうがないのです。
>それは元をただせば大航海時代という大略奪時代にキリスト教を普及させるのだとい>う考え方と同じです。
そうですね。
中東にイスラエルという楔を打ち込み軍事的にアメリカナイズさせようとしているのです。でも、これは無理な話です。アラブの人々がそんな事に我慢できるはずがありません。日本は圧倒的な物量の違いと技術(原爆)を見せ付けられてアメリカの奴隷となりました。しかし、イラクの人々はまだアメリカと戦っているのです。
>極めて傲慢な感じを私は受けています。
同感です。
>これらは拝金主義を作り出すだけとなります。
拝金主義は資本主義の必然です。
金が無ければ生きていけないのですから。
世界中に拝金主義が蔓延しているのです。
イスラムはその教義から拝金主義の汚染から一定免れております。
アメリカにとってはそれも憎しみの理由なのです。
皆がシャイロック(ベニスの商人)にならないと気が済まないのです。
>今の日本の政治家、特に中曽根首相の時代から顕著になりました。
江戸時代に商人が力を付けて来た過程で日本にも拝金主義が蔓延したのです。
しかし、まずは生活が大事という事は正解です。
「武士は食わねど高楊枝」ではやっていけません。
>魂を売っても目の前の利益が大切、と言うことになりました。
魂って何ですか?
また、「魂を売る」ってどうするのですか?
靖国神社が魂ですか?
侵略戦争肯定の魂が何故大事なのですか?
>経団連の奥田さんの発言などもそのような背景から出たものと思います。
経団連が経済を重視するのは当たり前です。
経団連も戦争よりは経済交流の方がいいと思っているのですよ。
この資本主義の世の中で経済界の意向を無視した政権が持つはずがありません。
小泉は自分の足元を自ら攻撃しているバカ者です。
「首相の靖国参拝肯定」政権から否定政権への移行は必至です。
>経済がグローバル化すれば国境など必要がないと言う幻想も生み出しています。
国家の役割が低下するのです。
生活は経済でまず成り立っているのです。
国家は経済を阻害するものであってはいけないのです。
>ところが流通機構一つ取り上げてもそこには国家単位の防衛力が存在しなければ成り>立ちはしないのです。
それは対立を生む勢力があるからそうなるだけです。
日本の中で県同士が戦争する事はあり得ません。
世界の国同士もそういう時代がくるのです。
また、1日でも早くそうなるように世界軍縮会議の開催を提案しているのです。
>ですからアメリカニズムを我が国がまね続けるのならば、米国依存と謝罪外交しか出>来ないと言う結果にならざるを得ません。
アメリカニズムを真似する必要はありませんし、すべきでもありません。
アメリカ依存はむしろ中国や韓国に対して強行な姿勢を取らせる要素です。
「アメリカにさえ従っておけばいい。」という考え方なのですから。
>何故なら我が国には守るべき手段が存在しないからです。
軍縮会議こそが最大の平和を守る手段です。
小泉外交は対立を生むだけです。
中国や韓国とちゃんと対話すらしておりません。
こんな首相を一刻も早くやめさせなければ日本は再び戦争をする事になるでしょう。
そして日本国民の多くが、死に生活も仕事も全てがボロボロになるでしょう。
原発が攻撃されて放射能列島になるかも知れません。
原発があったら戦争なんしてはいけないのです。
日本がボロボロになる事を、中国・朝鮮は望んでいるのかも知れません。
だから挑発には乗らず、軍縮会議をすべきなのです。