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国家から権力を取ったものとは何か?
http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/151.html
投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 5 月 21 日 15:50:32: YdRawkln5F9XQ
 

(回答先: 「政府」と「国家」の違い 投稿者 丸服亭直三 日時 2005 年 5 月 21 日 13:30:47)

領土と国民でしょうか?
「国を守る」という場合は領土を表しているように思われます。
領土を守る為に国民は命を投げ出す事を要求されます。
沖縄戦のように。
では、日本は敗戦して国が守れなかったのか?
占領はあったが資源の無い日本に経済的なうまみはなく軍事基地を置くメリットがあっただけでしょう。
今やこの占領軍との関係を変換して占領軍であった軍隊に国を守ってもらっているような形です。
外国の軍隊に国を守ってもらっているのです。
自分の国は自分で守らなくてもいけたというのが戦後の日本です。
これは情けない事なのでしょうか?
でも、よく考えると米軍は何かあった時に日本を守るのだろうか?
という疑問が沸いてきます。
軍隊の本質は自己の戦力維持を最優先する事です。
仮に北朝鮮軍が新潟に上陸してきたとして自軍の損害を出してでもどれだけ応戦するのかという事は不明です。
多くの戦争を見て感じるのは軍隊は住民を守らないという事です。
軍隊は自分を守る組織なのです。
また戦争の時にはそれしかできないのです。

>「政府」と「国家」の違い
http://www.asyura2.com/0505/dispute21/msg/149.html
>投稿者 丸服亭直三 日時 2005 年 5 月 21 日 13:30:47: vkQp.kQsbRAtc

>(回答先: 国家と政府は混同しないように注意を喚起しておきます。 投稿者 考察者K >日時 2005 年 5 月 21 日 12:15:30)

>憲法学では国家をもって権力機構であると説明する事が多いのですが、このことが戦後>の憲法論における国家論の混迷をもたらしてきたといえます。

国家の概念の中には主権(権力)の概念は含まれていると思います。
権力を行使するのは政府です。

http://ts.way-nifty.com/makura/2005/05/post_0096.html
1、近代国家とは何か?
近代国家については、
近代民主主義の歩みと共にその概念が発達してきたことは異論の無いところです。
一人、ひとりがバラバラで個人で生活するよりも、集団として生活する方が「得」である。ということがそもそもの国家の始まりでした。
例えば災害に対してや、教育やもろもろのサービスを「国」が国民に提供する方がより豊かで安全なものを提供できるという考え方。
さらに一人よりは二人、二人よりは三人、さらに大きい母集団になる方が「選択」に間違いを犯す確立が低いという統計的な考え方からも、「近代国家」はその存在を承認されて来ました。ただ、ここで忘れてはならないのは、「国家」は意思を持たないものであるということです。国民の総意の下に、国民の利益を還元する為のものです。
国家がある意思を持っていると言う考え方は近代国家にはなじみません。いまだ国体という言葉で代表される国家は、歴史を逆行するものであるということでしょうか?

>というのは、常識的に考えて、権力機構とは政府のことであり、我々の考える国家とは>異なるものです。
>国家とは英語で言えば普通ステイトのことであるとされます。このステイトという言葉>はイタリア語のスタトに由来しており、ドイツ語のシュタートやフランス語のエタも同>様であるといわれています。
>しかしながら、イタリア語のスタトは元々「権力機構としての国家」つまり、君主とそ>の官僚を指し、国民や領土まで含むものではなかったのです。

国家を領土や民族のことだと限定する事はできないのではないですか?
権力や政府など様々な組織を包含したものが国家であると考えます。

>有名なルイ十四世の「朕は国家なり」という言葉がありますが、そこに言う国家とは、>権力機構としての国家を指していたといわれています。
>このように考えるならば、一口に国家といっても「権力機構としての国家」=「政府」>と国民や領土まで含む「共同体としての国家」=「本来の意味での国家」とは別のもの>であり、区別して考えなければいけません。

しかし、区別しようにも一体のものとして扱われていると考えます。

>現に「国家からの自由」とか「国を相手に裁判を起こす」などの場合の「国家」や>「国」は、明らかに「権力としての国家」つまり「政府」のことであって、「国民共同体>としての国家」ではありません。

そうですね。

>他方、「国を守る」と言う場合の「国」は「政府」の事ではなく、「国民共同体として>の国家」を指します。

>戦後の憲法論はもっぱら「政府」の事を問題として「国民共同体としての国家」につい>ては、まともに考えられてこなかったように感じます。

「国民共同体としての国家」というのは領土や国民という意味があるだけで具体的な内容が漠然とし過ぎている為ではないですか?

>それでは「国家(国)を守る(政府ではなく)」という発想そのものが浮んでこないは>ずであり、戦後憲法論の最大の欠陥があったのではないかと考えています。

国を守るという事は領土を守るという事ですね。
これは自衛権という形で論議されてきた事だと思います。
国を守る為に日米安保条約も締結してきたのでしょう。
発想はあったと思います。

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