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(回答先: さァすがオーストリア、面目躍如! 投稿者 デラシネ 日時 2005 年 10 月 03 日 17:49:58)
2005年 10月 4日 火曜日 08:52 JST
[ルクセンブルク 3日 ロイター] トルコと欧州連合(EU)は、富裕な西側諸国がイスラム教国を受け入れることが可能かどうかという根深い懐疑論にもかかわらず、歴史的な加盟交渉を開始することでようやく合意した。
交渉開始式典は、オーストリアとトルコの両国が、双方の不信感を反映してEUの提案する加盟交渉の枠組み案に激しく反発したことから、この日の真夜中近くまで延期されていた。
トルコのギュル外相は、EU25カ国の外相らと会合するためにアンカラの公正発展党(AKP)本部を出る際、記者団に対し、「われわれは合意に達した。私はルクセンブルクへ向かう」と述べた。
オーストリアは最終的に、交渉の共通の目的はトルコのEU正式加盟で、西欧州全体で保守派やキリスト教民主主義系の政党が求めていた「準加盟国」扱いではないという点で妥結した。
その代わりEUは、欧州と中東の境目に位置し、北大西洋条約機構(NATO)に所属する広大なトルコを欧州が受け入れる許容力があるかどうかが、トルコ加盟のスピードを決めるカギになることを明確にした。また、トルコ側が加盟のための厳しい条件に見合うよう努力することも大事だとしている。
加盟交渉は少なくとも10年はかかるとみられており、現在EU加盟国のうちフランスとオーストリアが、トルコのEU加盟について国民投票をすると公約している。
ポルトガルのド・アマラル外相は記者団に対し、「この歴史的なEUの決断は、イスラム教世界全体に影響を与えるだろう。この動きを止めるためにあらゆる手を尽くしてきたウサマ・ビンラディン氏は、おそらく腹を立てるだろう」と述べた。
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