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(回答先: べ首相、緊急釈明 部下の”伊銀はメーソンユダヤとアメリカの餌食”に対し 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 9 月 14 日 00:20:15)
「30年代の亡霊が甦った」 (コリエレ紙)
グイド・クロセットのメーソンユダヤ陰謀発言を受けて、イタリアユダヤ人
コミュニティー会長アーモス・ルツァットのインタビュー。 9月14日付け
*kame注 本日ルツァット氏は辞任表明。この記事が原因と考えられています。
ローマ発
親カトリックのアントニオ・ファツィオ(伊中銀総裁)を排除し、イタリアの
銀行に手をかけるというのは、”戸口で待ちうけているメーソンユダヤと
アメリカ”の秘密計画だったのでしょうか?
「非常に懸念される表現です。反セミニズムの概念は、ユダヤ人は裕福で
金融をコントロールしながら世界を統治するとのものだから。私はこれを
危機の時代に駆け回る、真実味のない妄想だと考えている。30年代に現れた
亡霊を呼び覚ますものだ。 そう、もちろんユダヤの金貸しは存在する。
しかしオイルダラーをユダヤロビーが握っているようには見えない。
いくつかのイスラム支配者ファミリーの手にあるのではないか。資本が
神学的立場に限定されていない以上、この手の分類を始めるのは止めよう。
金融には金融の理論があり、ルールに則った進路がある」。
イタリアユダヤコミュニティ連合会長、アーモス・ルツァット教授は、
ベネツィアの自宅で、がんばれイタリア党金庫番グイド・クロセット氏の発言
を読んで傷ついたと語る。
「30年代は何の教訓にもならなかったのか? 小サムエルのぶどう畑を
思い出した。 お金が詰まった袋を担いだ金持ちユダヤ人、鉤鼻のユダヤ人
が社会破壊活動をする誰かにこっそり報酬を支払う、イタリアファシストは
こんなステレオタイプを宣伝した。苛酷だった。永遠の審判台に乗せられた
気持ちがしたものだ。そして今、あの亡霊が新たに頭をもたげた。これまで
数多く見て来たから怖くは無い。しかし傷つかないということではない。
大いに傷ついた」。
ということは、影響力のあるグイド・クロセットのような上院議員が、自分の
テリトリーにおいて、(ファツィオ)総裁擁護に身を投じるべきではないと
おっしゃるのですね。
「彼のユダヤ人についての考えは、少々過酷といえるだろう」
ファツィオ総裁の抵抗策はうまくいっていると思いますか。
「止めてくれたまえ。私はそう思わない。公的人間が、たとえ理由があると
いえ、自分の立場がこのような状況で討論されているなら、退く方がいい。
自分は正しいと信じていても、これは社会風習の問題だ。総裁が言うべき
なのは、”自分はよくやったが潔く退く”だろう」。
〜中略
ファツィオを擁護する者は、メーソンユダヤ資金を欧米における権力の同義語
とする議論を喚起する -あなたの見解では、この方程式で正しいですか。
「時代遅れのステレオタイプに思える。過去、19世紀に属する何か。
長年公的活動に身を投じているが、メーソン重鎮と会った記憶はない。
これは誰かを庇っての発言ではない」。
ファツィオといえば、他のケース、ホモセクシャリティを告白したために
EU司法委員を辞任せざるをえなかったブッティリオーネ、がありますが。
「ブッティリオーネはある時点で退く方がよいと理解した。辞任はより
威厳ある態度だ」。
一連のできごとで、オプスデイの総裁擁護が再び姿をあらわした。あなたの
考えでは、ホセマリア・エスクリヴァの崇拝者たちの振る舞いは軽率でしたか?
「さあね。カトリック世界の大半が、扇情的な方法でファツィオ擁護に
動いたのは確かで、これゆえ一連のさまざまな推測を呼んだ」。
”Osservatore Romano(バチカン紙)”と”Avvenire(カトリック紙)”の
介入は適時でしたか。
「私は両紙とも(カトリック)組織とも全く関わりがない。若干扇情的な
総裁擁護が存在する時期において、私ならもう少し軽微な態度で構えた
だろう」。
バチカンとカトリック協会のこのような直接介入を避けるのは可能であったと
お考えですか?
「おそらく可能だった」
反対勢力といえば、左翼民主党のピエルルイジ・ベルサーニ議員は数日前に
”(一斉に上げる)猟犬の吠え声”発言をしましたが、一方同党はすでに
ファツィオを放棄しています。これをどうお考えになりますか?
「すべてはひとつで説明がつく。この問題を理解している多数派なら、より
慎重な態度で反対行動を起こしただろう」。
左翼民主党の優柔不断さは、ファツィオの加護でBNL銀行買収をすすめる
UNIPOL(*銀行、保険業他 本拠地ボローニャ市スターリングラード通り)と
何か関係がありそうですか?
「私に関係ないこれらのことで何を聞きたいのだろうか? しかし
私にも間違いを犯すこともある」。
オプスデイと赤い資本が再び同じ道を歩み始めたのでしょうか。
これが亡霊ファイナンスですか?
「わたしには非常に大胆な提携に思える。可能性はあっても、裏付けが
必要だ」。
かつてRAI国営放送を率い、ファンファーニ(*戦後のキリスト教民主党
長期政権下で首相、閣僚を務める wiki略歴↓)が重要な決断をする前に
指南を仰いだエットーレ・ベルナベイによると、ファツィオはアングロ・
オランダ勢力からイタリアの銀行を守っているだけとのことです。
あなたはイタリアらしさを守るということをどうお考えでしょう?
「私のベルナベイとの友情を鑑みると、この発言は少し奇妙といえる。
資本のグローバル化が進む今日、シューマンやアデナウアーといった
欧州の父は、墓場から頭をもたげるだろう。オランダがイタリアの
銀行を買収したがっていても、私には驚きではない。アントン
ベネタ(*ベネチアのあるべネト州に基盤を置く銀行)のように。
イタリアにおけるユダヤ資本の大きさをどの程度とみますか?
「イタリアにおけるユダヤ資本は、個人のそれに限定されている」
名前をあげていただけますか?
「何年か前までミラノで働いていたシャピラという金融オペレーターを
知っている。他に上げるとしたら、カミッロとカルロ・ベネデッティ
(*オリベッティ社の創設者ファミリー) 私の記憶が正しければ
この苗字にかかわらずユダヤ人ではないが、彼らを快く思わない者は
ユダヤ人と呼んでいる。この調子で教皇のこともユダヤ人と呼ぶ。
要するに誰も思い浮かばないのだよ。イタリアのユダヤ人は中産階級に
属しているからだ」。
ということは、イタリアにはユダヤ資本ネットワークは存在しないのですね?
「存在するかもしれないさ。ユダヤ社会に属するものの財政運営には
事欠かないものくらいは」。
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Politica/2005/09_Settembre/14/luz_corsera.shtml
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