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(回答先: 08/13 10:11 ソ連指導部が信頼、重視 日本人外交官の可能性も 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 8 月 16 日 19:42:06)
08/13 10:51 日本の情報に大きな関心 ゾルゲとは別のスパイ網か
下斗米伸夫(しもとまい・のぶお)・法政大教授(ロシア現代政
治)の話 当時のソ連側からみると、日本が南進して対米開戦に踏
み切るか、北進してソ連と対決するかは、ソ連軍のシベリア部隊を
どのように動かすかを決める上で決定的な意味を持っていた。当時
のソ連上層部内に、日本の情報を得ようとするピリピリした雰囲気
があったことは容易に想像でき、ゾルゲのような軍(ソ連赤軍第四
本部)の統括下にあったスパイ網とは別系統の、内務人民委員部(
NKVD)統括下のスパイ網があったことは大いにありうる。一方
で、日本の指導層にも、米内光政元首相や東郷茂徳元外相など日ソ
中立条約を重視する人脈と、北進を唱える人脈の間の暗闘があった
。ソ連側からの働き掛けを受けてのものかは分からないが、日本政
府内部にもソ連にある種のシグナルを送っていた人物がいてもおか
しくない。(共同)
20050813 1051
[2005-08-13-10:51]
08/13 11:33 政府部内にも左翼思想浸透 思想表に出さず情報提供
袴田茂樹(はかまだ・しげき)・青山学院大教授(ロシア政治)
の話 一九三〇年代から四〇年代にかけての時代は、ゾルゲと情報
を交換していた尾崎秀実(おざき・ほつみ)に代表されるように日
本の知識人層の多くがソ連の左翼思想の影響を受けていた。日本の
政府部内でも、自らの思想的立場を表に出さない形でソ連側に情報
を提供していた人物がいたことは大いにありうる。政府部内での左
翼思想の浸透は「赤い三〇年代」ともいわれるぐらいで、欧米も含
めた世界的な潮流だった。ゾルゲは赤軍第四本部の指揮下で情報活
動を行っていたが、「エコノミスト」という人物が情報を提供して
いたという内務人民委員部(NKVD)は赤軍とはライバル関係に
あった組織。「エコノミスト」が、ゾルゲとの関係を持っていたか
となるとそれは分からないだろう。(共同)
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[2005-08-13-11:33]
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