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(回答先: 非難応酬、空白1年 6者協議 米朝秘密協議で道 【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 10 日 10:27:23)
2005.07.11 Monday 04:54
米朝秘密協議による解決で既に6カ国協議は破綻している
http://blog.kaisetsu.org/?eid=66024
Asia Politics / Kaisetsu
◆マスコミは、米・朝の秘密協議で、6カ国協議が回復された、と形式的な内容の論評のみを垂れ流しているが、むしろ、実際には、米・朝が、6カ国協議の枠を実質的に壊したと言うのが実体だ。
◆ここに、中国・ロシア・日本の外交筋の困惑がある。
◆中国は、失望を隠せないでいる。あれだけ、ホスト国という理由で、米国や日本から、声高に要求されて、北朝鮮の説得を行ってきて、さらに、その成果が一歩前に出そうな時に、「米・朝」が、秘密協議で結論を出してしまった。
◆ロシアも、北朝鮮が、コントロールの効かない国であることを、再確認するとともに、東アジア外交が米国の独壇場であることも、再認識することになった。
◆日本は、既に、外交上、近隣諸国との軋轢を増幅し、北朝鮮に大しても、手詰まりであり、今回の解決によって、最も、今後の影響力を失ったことに、落胆している。日本は、何等の政治的影響力を持ちえずに、最終的に、金銭的支援のみを要求される可能性が高まった。
◆結局、今回の米・朝の秘密協議による解決方法は、北朝鮮が既に主張している通り、「米朝のみが解決できる問題」であることを如実に示しているのであり、米・朝にとって、一つの大きな外交上の得点である。
◆今後も、重要な問題は、当然、米・朝の直接的な交渉で決定されるのであり、結果として、「6カ国協議」は、張子の虎である。
◆田中均氏、薮中氏と受け継がれた東アジア外交は、完全に手詰まり、完璧に失敗している。