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(回答先: (世界ネオコン弁証法的カルト戦略、韓国統一教会・韓国創価学会連合反日暴動)【日韓40年 韓流と反日と】産経 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 21 日 05:50:47)
日韓首脳会談 緊迫ムード 未来志向踏み出せず 事前調整 最悪事態を覚悟
【ソウル=松本浩史】二十日にソウルの青瓦台(大統領官邸)で行われた日韓首脳会談は、過去二回「ノーネクタイ」で行われた首脳会談での友好ムードとは一変し、首相の靖国神社参拝問題など歴史認識問題をめぐり、双方が緊迫したやりとりを展開した。双方とも「引くに引けないテーマ」(外務省筋)だが、歴史認識問題という過去の問題にこだわるあまり、未来志向の新たな関係に踏み出すことができない現在の日韓関係が改めて浮き彫りになった。
盧武鉉大統領 「政治とは常に春であってほしいという気持ちを持ちやすいが、実際の政治は、ある日は暑かったり、ある日は風が吹く」
小泉首相 「冬が寒ければ寒いほど春は暖かい」
青瓦台内にある韓国伝統の家屋「常春斎(サンチュンジェ)」で半年ぶりに会った両首脳が、会談の冒頭で交わしたやりとりに、日韓のぎくしゃくした現在の関係がにじんだ。計二時間の会談のうち、一時間五十分が歴史認識問題に費やされたと共同発表で強調した盧大統領は、その後に予定していた首脳晩餐(ばんさん)会について「夕食は軽めにする」と付け加えた。「日韓友情年」といううたい文句はむなしく響いた。
日本側は今回の会談にについて「良好だった時期にすぐに戻すのは無理だが、関係修復の軌道に乗せることができれば成功だ」(外務省首脳)とし、過去二回の首脳会談と同様の「シャトル外交」の実現に精力を費やした。それだけ両国関係が冷え込み、「場合によっては、靖国問題で両首脳が激突する最悪の事態も覚悟した」(首相同行筋)ほど、事前の調整も緊迫化していた。
焦点に急浮上していた新たな追悼施設については、盧大統領が会談後の共同発表で小泉首相が建設を検討することを表明。しかし、日本側は会談後に「大統領は過去に日本政府が検討した経緯があることに言及しただけだ」(首相同行筋)と異なる説明を行った。
二十日夜の同行記者団との懇談で、首相は「追悼施設が靖国神社に代わる施設ということはありえない」と改めて強調するとともに、「建設するかどうかも含めて検討する。言われて考えるものではない」と極めて慎重な姿勢も見せた。
共同発表で首相が「韓国民の方々の過去をめぐる心情を重く受け止めている」という通り、日本側は韓国側の強い要請に応え、新たな追悼施設の建設検討を議題とすることを外務当局による事前の調整で了承した。少しでも靖国参拝に対し韓国側の理解を得たいとの思惑からだった。
首相が在サハリン韓国人支援の強化に言及したのも、大統領の歴史認識問題への強硬姿勢から軟化を誘うためだった。
日本側は今回の会談を通じ、歴史認識問題という長年の懸案事項の前に「未来志向」の日韓関係を構築することが、「容易ではない」(同行筋)ことを改めて実感したようだ。
◇
【日韓をめぐる主な動き】(肩書は当時)
1965・6 日韓基本条約締結
82・6 日本の歴史教科書問題が起こる
83・1 中曽根康弘首相が訪韓。日韓共同声明
84・9 全斗煥大統領が韓国大統領として初の訪日
90・5 盧泰愚大統領が公式訪日。天皇陛下が日韓の過去をめぐりお言葉
95・8 村山富市首相が談話で、朝鮮半島統治に「痛切なる反省と心からのおわび」を表明。ソウルの旧日本総督府建造物の解体工事始まる
96・4 韓国が竹島(韓国名・独島)の港湾施設建設を開始
98・2 金大中氏が大統領に就任
10 金大統領が訪日し、小渕恵三首相と会談。日韓共同宣言
12 韓国で第一次日本文化開放
2001・5 「新しい歴史教科書」をめぐり、韓国政府が再修正を要求
8 小泉純一郎首相が靖国神社を首相就任後、初参拝
10 日韓首脳会談で日韓歴史共同研究の検討で合意
02・5 日韓共同開催のサッカーW杯が開幕
03・2 盧武鉉大統領が就任。就任式出席で小泉首相が訪韓
6 盧大統領が訪日し小泉首相と共同声明発表
04・1 小泉首相が靖国神社参拝(就任以来4回目)
7 韓国・済州島で日韓首脳会談
12 鹿児島で日韓首脳会談
05・3 島根県議会で「竹島の日」条例が成立
4 韓国国会が竹島の「持続可能な利用」に関する法案可決
5 靖国神社参拝をめぐり小泉首相が「他の国が干渉すべきではない」と発言
6 ソウルで日韓首脳会談
http://www.sankei.co.jp/news/morning/21pol003.htm