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(回答先: 米国防長官、中国の軍増強に懸念 アジア安保会議で演説 (後援) 朝日新聞 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 06 日 00:36:53)
MD「日米で共同開発」 大野長官、来年度予算化の意向
2005年06月05日22時37分
大野防衛庁長官は5日、ミサイル防衛(MD)のため、米国と共同技術研究を進めている次世代型迎撃ミサイルについて、06年度から共同開発に入りたいとの考えを明らかにし、06年度政府予算の概算要求に数十億円の開発費を盛り込む意向を示した。政府はすでに、米国が開発したMDシステムの導入を決めているが、北朝鮮の核保有宣言など北東アジア情勢を踏まえ、弾道ミサイルへの対処能力が高い次世代型の開発が必要との考えが背景にある。
訪問先のシンガポールで記者団に語った。大野長官は「共同技術研究の段階は済んだ。開発段階に移行する時期だ」と述べた。米国が開発し、日本も導入を決めている海上配備型の「SM3(スタンダードミサイル3)」は防御範囲が数百キロとされるが、次世代型はその2倍以上の範囲をカバーし、撹乱(かくらん)を狙う「おとり弾」にも対応できるものを目指すという。
米側はすでに、06年度から共同開発に移行したいとの考えを日本側に示しており、大野長官は今週来日する米ミサイル防衛局(MDA)のオベリング局長と、技術研究の成果や今後の段取りなどについて意見交換する。
政府は03年12月に、海上配備型SM3と陸上配備型PAC3(パトリオット3)の導入を決定する一方、共同研究している次世代型については官房長官談話で「将来の開発・配備への移行については別途判断を行う」としていた。しかし、昨年12月、武器輸出3原則緩和に関する官房長官談話では「共同で開発・生産を行う場合には、武器輸出3原則等によらないこととする」とし、MDに関する共同開発・生産を3原則の例外とし、共同開発を視野に入れた環境整備が進んでいた。
日米による防衛装備の共同開発は、実現すれば自衛隊の支援戦闘機「FSX」(F2)に次いで2例目となる。
http://www.asahi.com/politics/update/0605/007.html