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(回答先: 米外交問題評議会(Council on Foreign Relations) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 06 日 00:29:50)
米国防長官、中国の軍増強に懸念 アジア安保会議で演説
2005年06月04日10時56分
ラムズフェルド米国防長官は4日、シンガポールで開かれている「アジア安全保障会議」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)で演説し、昨年末に起きたスマトラ沖大地震・津波災害の際の米海軍による救援活動を「米軍変革(トランスフォーメーション)」の成果と強調。大量破壊兵器の拡散や海賊問題、自然災害など「共通の脅威」に向けた同様の変革を日本を含む域内の同盟・友好国軍に促す考えを示した。経済、政治両面での自由の重要性を強調し、北朝鮮の人権抑圧や核開発問題、中国の軍事力増強に懸念を示した。
ラムズフェルド長官は、津波災害の際、米海軍の艦船がわずか5日でスマトラ沖に到着したことを挙げ「米国は、同様の軍変革を目指す各国軍との協力を重視する。軍変革は人道及び安全保障面での将来的な取り組みに寄与する」と述べた。
域内各国とともに取り組む重要課題として、大量破壊兵器の拡散を防ぐ拡散防止構想(PSI)▽海賊や麻薬、人身売買を防ぐ海上安全保障構想▽日豪などと進めるミサイル防衛――などを挙げた。「人為的なものであれ、災害であれ、米国は支援する」と述べ、域内安全保障に継続的に関与する姿勢を示した。
長官はブッシュ政権が掲げる自由と民主主義の拡大をアジア太平洋地域でも重視する姿勢を強調。朝鮮半島を「自由と圧制の相違が(南北で)これほど明白に示された場所はない」と述べ、北朝鮮による反対派の子孫に対する強制労働や脱北者の本国連れ戻しなどの人権侵害を批判した。また近く米国防総省が発表する中国の軍事戦略に関する年次報告書にふれ「軍事支出は公式に認めている額よりもかなり大きく、世界第3位。アジアでは最大の軍事国家と推定される」と述べた。
http://www.asahi.com/international/update/0604/008.html