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(回答先: 「性はこれ以上タブーではない」 変化する20代の性文化 (朝鮮日報) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 04 日 22:27:05)
【急増するセックスレス夫婦】(上) 背中を向けて寝る夫
40歳。鏡の前に立つ。無理矢理笑顔を作ると目の周りに何本ものシワが刻まれる。小学3年生になる娘はピアノを習いに行き、9時に帰ってくる。わずかの間、夫のことを思い出したが、「今日もどうせ遅いだろう」とその思いを振り払う。主婦のキム・ヨンヒ(仮名)さん。
「私も昔はきれいだった。私のことを好きだった男の人もたくさんいたのに…」と語尾を濁す。「最近になってから女としての私は何なのか…という思いがよぎります。私たち夫婦はどうして一緒に暮らしているのかと悩むこともあります」
結婚の12年目に迎える倦怠期か。キムさんは「こんな風に暮らしてからもう随分経つ」と話す。
「子どもを産んでから夫との夫婦生活は1か月に1度あるかないか程度になりました。30代の時は育児のために疲れていたし、会社の仕事も忙しく、特別それについて悩んだことはありませんでした。でも最近は背を向けて眠る夫を見る度、心の中に冷たい風が吹きます」
出版社に勤めるキム・ミヨン(仮名/38)さんは、最近夫とケンカをすることが多くなったという。
「夫は私に浮気をしているのかと聞きます。どうして夫婦生活を避けるのかと。でも疲れているし、到底要求にこたえることができません。正直、あれが愛といえますか?ムードもなにもなく、10分で“カーン”とゴングが鳴るように終る夫婦生活が…」
夫の肩を落とした後姿を見ると、申し訳ないとも思うが、毎回同じような状況が繰り返されているという。
これを他人事と言い切れるだろうか。朝鮮日報とリサーチプラス、韓国性科学研究所、韓国ファイザーが全国の既婚女性1000人を調査した結果、1か月のセックスが1回以下と答えた「セックスレス」の女性が28%におよんだ。20代の若い夫婦の「セックスレス」の比率も12%を超え、女性の性欲が最も旺盛になる40代の不満が最も高かった。回答者のうち、ここ2か月間、1度も夫と夫婦生活をしていないと答えた女性は100人中6人だった。
これは98年に行った韓国性科学研究所の調査の時より数値が2倍以上増えたもの。イ・ユンス韓国性科学研究所長は「既婚女性は夫と少なくとも週1回の夫婦生活を希望している」とし、「4人中1人が月1回以下を記録したのは衝撃的な結果」とした。
今回の調査で夫婦生活に満足できないと答えた女性の半分以上(54%)が結婚生活にも不満があると答えた。“情”だけで暮らすには“2%足りない”ということ。
結婚生活まで不満足だと答えさせるセックスレス。なぜ始まったのか。チョン・ヒジョン(仮名/37/結婚8年目)さんは「過度な疲労が問題」と答えた。夜10時頃帰宅し、掃除、食事の後片付け、洗濯などたまった家事をし、幼稚園に通う子どもの面倒を見ているとすぐに12時になってしまう。
結婚10年目のヤン・シンウ(仮名/39)さんは「夫が酒に酔って帰ってきて無理に要求してくる度、自分が“物”のように扱われているように感じ、夫婦生活をする気分がなくなる」と話す。
「結婚初期にはただ何も考えず“奉仕”する姿勢で横になっている事が多かったけれど、最近は子ども部屋に行って寝ます。夫の顔も見たくないので…」
主婦ハン・ミヨン(仮名/42)さんは「40歳を超えてから、夫がこれ以上男に見えなくなり、夫婦生活も楽しめず、ただ同じ屋根の下に暮らしている人とだけ思っている」と話した。
問題は表面上は何の問題もないように見える家庭でも、このような性的不満がつもる場合、いつ爆発するか分からない“時限爆弾”を抱えることになるということだ。今回の調査で“セックスレス”の女性のうち、性的な問題で離婚を考えたことがあると答えた人が30%におよんだ。
「男たちが妻に本当に求めているものが何なのか分かりません。知りたいとも思わないけれど…。夫は自分がしたいことだけをします。以前は嫌でも耐えてきたけれど、最近は『したくない』とはっきり言います」
結婚5年目の主婦イ・ソンイ(仮名35)さんは「周りに『手をつないで寝るだけ』という不満を漏らす友人が徐々に増えている」と話す。
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/05/20050605000015.html