★阿修羅♪ > アジア1 > 779.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
「性はこれ以上タブーではない」 変化する20代の性文化
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/03/20050603000068.html
「先月11日、学生祭真っ最中の建国(コングク)大学のソウル・キャンパスで開かれたプログラム「避妊、正しく知ろう」
「空気が入ったら破れやすくなります。端をねじってゆっくり…」女子学生たちが説明に従い、カボチャにコンドームをかぶせていた。キム某さん(女/21)は「恥ずかしいけど実用的だし、必要な内容だと思って参加した」と語った。
Na世代にとって、性はこれ以上タブーではない。同校の総女子学生会は昨年11月、フェミニズム文化祭で女性用自慰器具の展示会を開いた。
慶煕(キョンヒ)大学の総女子学生会も昨年末、女学生MT(日本でいう歓迎コンパのような行事)の際に同じような行事を行った。
「女性も、性欲を解消する方法について知り、楽しむ権利がある」と彼女たちは話す。
延世(ヨンセ)大学・経営学科4年のナム・ドンウさん(25)は先週、コンドームのビニール包装に蛍光物質を塗り、真っ暗なところでも簡単に探せるアイデアで特許出願を受けた。ナムさんはこのアイデアを4月、「ベンチャー創業論」という授業で初めて提案した。担当のチョン・スンファ教授は「飛ぶように売れる」と激励した。
「真っ暗なところでコンドームをどこに置いたのか分からなくて、そのまま関係を持ったという友人の話を聞いてびっくりしたんです」ナムさんは、「性文化が開放されているだけに、責任ある若者たちの性生活に役立ちたい」と語った。
J大学の女子学生パク某さん(26)は2003年10月、学生祭で配布されたパンフレットに「楽しくセックスする方法」という文を載せ、大学街に話題を振りまいた。
パクさんは、「あなたも一度、こうしてみたら。セックスは楽しい、というふうに書いた」とし、「私の彼氏の周りの人たちは羨ましがっていた」と語った。 パンフレットの最後には、「気になるなら、私のところに来てみたら」と書いたという。
「ホテルガイド」というインターネット・カフェの会員数は74万800人余り。彼らの平均年齢は27才だ。「Hホテルはベッドのクッションが良くない」「Kモーテルは防音が良い」などなど。ホテルの中を写した写真とともに、様々なホテルの品評会が載っている。大学街のホテルは大型TVやインターネットは当り前。ジェットバスやスパ、ホームシアターを備えているところもある。
イ某さん(女/21)は「天気の悪い日、外で無駄にお金を使って後で困るより、手軽なホテルでデートするほういい」として「彼氏とホテルに遠足に行く、と言う人もいるぐらい」と語った。
ソウル・駅三(ヨクサム)洞のSホテル支配人は、「主要客である20代の目線を合わせ、部屋のインテリアを8タイプに分けて飾った」とし「最近は、ホテルの選択権を雰囲気に敏感な女性たちが握っている」と語った。
A大学の女子大生専用インターネット掲示板に、ある学生が「近頃関係を持つ時、彼が前より無関心になったみたいで悩んでる」と投稿した。この下には、「まずはフィーリングが大事。(セックスを)当然のものと思わないで」「 男がコンドームを嫌がっても、避妊は必ずしなければならない」といったコメントが載せられていた。
ここには「不感症に対する悩み」 「避妊法」 「自慰行為の方法」など1800件余りの投稿文が掲載されている。
延世大学の教養科目には「性と人間関係」という講義がある。受講する学生は男女合わせて70人余りになる。彼らは授業中、いろんな色のコンドームを持って「コンドームをすると性的満足感が減るか」 「薄いコンドームを使うと妊娠する確率は高くなるか」といった話を交わした。
この科目を受け持つ張順福(チャン・スンボク)教授は、「昔は、学生たちが、性関係を持つか持たないかを悩んだものだが、この頃は性経験がある学生たちも多いだけに、情緒的関係や楽しむことに重点を置く、自分なりの性の価値観を持つようになった」と語った。
イ・ソンフン記者 inout@chosun.com
ソン・ジンソク記者 aurachosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/03/20050603000068.html