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(回答先: 胡錦涛はなぜ判断を間違うのか。非自由主義国家の欠点は言論の自由の欠如が、思考の幅の欠如につながる。 投稿者 TORA 日時 2005 年 5 月 25 日 17:10:44)
TORAさん、中国政府は日本のネットでの議論は把握しているんじゃないですか?
そのようにしないと外交戦略を誤る恐れが大なのだからあえて無視する愚を冒すとは思えません。
中国政府はネット内の靖国参拝反対派の投稿を読みながら発言しているのではないですか?靖国参拝賛成派は論破されると思っているのでは無いですか?
ドタキャンはマズイ戦法だったでしょう。
しかし、副首相のような下級の官僚(共産党内での序列の意味ではという事です。)が小泉とヘタに会談して党中央と差異がある発言などしてはマズイと思ったのでは無いでしょうか?
例えば「靖国参拝があろうがあるまいが日中経済交流を発展させて行きましょう。」なんて副首相が言う恐れがあったのかも知れません。
中国政府としては、アメリカべったりの小泉をなんとか引きずり降ろす為に靖国問題をクローズアップさせているのかも知れません。
反戦派にしてみれば、「小泉=ブッシュ」コンビは最悪の好戦勢力であり、靖国参拝は小泉が言葉とは裏腹の好戦勢力である事の何よりもの証拠なのですから、中国人が言おうが言うまいが靖国参拝にも小泉政権にも反対です。
その主張がたまたま中国政府や韓国政府と一致しているだけです。
我々にとっては、日米政府が好戦勢力であり、中国や韓国の政府が反戦平和勢力と映るワケです。
しかし、実質がどうであるかを考えれば、中国や韓国の政府も対立を煽り日本との戦争を求めている政府であるのかも知れません。
このあたりが悩ましいのですが、反戦派の選択としては、より好戦的に見える政府を批判する事の方が反戦平和に寄与するという判断に最終的に落ち着くのです。
私のような反戦派(私だけかも知れませんが)は戦争の回避という事をもっぱら考えているのであり、日本民族の主権(この「民族の主権」という概念は曲者であり、厳密に言えば間違いなのですが、国民主権と民族主権を同一視する発想の方が多いのでこのように実体に即して表現しているのです)の維持は戦争の回避という大目的の前では二義的なものと「あえて」考えております。
戦後日本は米軍の存在によって主権は侵害されていると思います。
しかし、民族独立の為に米軍と戦おうとは呼び掛けません。
民族独立戦争自体が人間同士を殺し合いさせる為のトリックだと思っているからです。
従って、反戦派は民族意識を鼓舞し戦争へと導くあらゆる言論を批判します。
その一つが靖国参拝問題です。
この問題を解決する為には日本国民自身があの戦争の事をもっと知り、靖国神社が担った役割を知り、首相の靖国参拝を自らの手で止める事でしょう。
経団連や公明党までが首相の参拝に反対し始めました。
我々は中国や韓国の回し者として靖国参拝に反対しているのではありません。
あなたはそうおっしゃるでしょうが。
再び中国や朝鮮と戦争をしない為に自ら民族的傲慢さを排除しようとしているのです。
中国や韓国での反日運動によって靖国参拝をやめるというのでは無く、日本人自らの手でやめさせる必要があると考えます。
あなたは靖国参拝に賛成のようですが、靖国神社がどのような神社であるのかどこまでご存知なのですか?
また、首相が参拝する事がいかに「私人として」というごまかしをしようとも重大な反発をアジア各国にもたらすという事をどこまで把握されているのですか?
あなたは経済がご専門なのですか?
そうとは思えません。
靖国参拝によって日中間の経済交流が減速したらどれだけの損害を与えるかお考えなのでしょうか?株価はどうなると思われますか?
経済を破壊してでも靖国参拝はする価値があるという事なのですか?
それともあなたは戦争経済がご専門なのですか?
アメリカの利益が第1の経済学者さんなのですか?
中国の侵略を心配する前にアメリカ資本に侵略されているのではないですか?
是非共、これらの質問にお答えいただきたいです。
よろしくお願い申し上げます。