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(回答先: Re: スティグリッツ氏の文はオドケテ読みやすいですが、その裏に多くの論点を孕んでいます 投稿者 如往 日時 2005 年 5 月 23 日 03:42:11)
私は、元々、理科系ですので、経済についても、少し、数式で表現できるのでしたら、いつでも、御質問ください。
また、不連続的差異論に御興味を頂き恐縮です。
>例えば人間の活動の軌跡を織り成す縦糸を「連続的差異」相に、横糸を「不連続的差異」
>相と見做すことが可能なのではないかと思っていますし、その点では ODAウオッチャーズ
>さんが各々に対置されている諸概念には肯けるものがあり、また私の指向性と
>クロスオーバーする部分も多いと推察されます。私は縦糸の淵源は地球というMatrix
>に求められ得ると捉えて思考しているのです
については、『地球というMatrix』という言葉に、結びつく意味もあるかと存じます。
ここで、『不連続的差異論』について簡単に御説明させてください。
この概念は、シンプルです。しかし、この2千年以上もの哲学的成果を取り込む可能性の高いコンセプトです。
『不連続的差異論』は、
一、『イデア界』『メディア界』『現象界』の『三層』構造を軸に論を組み立てます。これは、勿論、仮説です。
二、これまでの探求で、『イデア界』『メディア界』については、『イデア界』においては、世界構造が『絶対的不連続』である差異によって構成されている、と仮定されます。
『現象界』は、『連続的差異』です。『メディア界』は、この『不連続』と『連続』を、一義的に判断できない領域です。
三、我々の生活空間である、現象界の諸問題を、『メディア界』の振る舞いを考察することで、より合理的に解説しようとする試みです。