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(回答先: 現代コリア佐藤勝巳，拉致被害者批判に打って出る！「なぜ黙して語らないか」 投稿者 やました 日時 2005 年 4 月 23 日 20:56:32)
FLASH 2005年4月19日号
『激白！蓮池透「いつでも事務局長を辞めてやる」』
活動方針への複雑な心境……「家族会」スポークスマンに何が起きたのか
「透、もう事務局長を辞めたらどうだ」「俺もそれはわかってるよ。だけどなあ…」
「家族会」事務局長である蓮池透氏（５０）への父・秀量さん（７７）からの〃辞任勧告〃である。このところ２人は何度かそんなやりとりを繰り返してきた。北朝鮮による拉致被害書の弟、薫さんは３月１８日、「生活の見通しがついた」として地村保志さん、曽我ひとみさんらと連名で日本での永住を表明した。４月１日から薫さんは新潟産業大学嘱託職員として、２人の子供たちはその学生として新生活をスタートさせている。
一方で、横田めぐみさんたち「死亡」「不明」とされた１０人の被害者は、いまだに安否さえ明らかになっていない。
「まだ帰られていないご家族のことを考えると、ときどき薫が帰ってきたことか何か悪いことのような気にもなるんです。うちは家族が全員帰ってきたんだから、もう役割は終わりました。事務局長は増元（照）さんにでも譲れと透には言うてるんです」（秀量さん）
それでは、〃家族会のスポークスマン〃蓮池透氏は本当に辞任するのか。真相を直撃した──。
「４月から会社で新しいプロジェクトが動きだしたために急に忙しくなって、私自身、今までのように自由に動けなくなってきたんです。その状況は今度、家族会の会合で話すつもりです。自ら進んで辞めたいとは思いませんが、皆さんから辞めると言われれば、いつでも辞めますよ。今の立場に固執しているわけでもありませんし、私が事務局長にふさわしくないと判断されるなら、ほかの人かやればいいんです」透氏は意外にもあっさりと辞任の〃覚悟〃を吐露したのである。
しかし、その心中には、家族会の現状が、本来の姿と相容れないものになってしまったという複雑な思いもある。
「家族会は、もともと拉致された肉親を救出するために集まった会です。ところか、最近やたらに「金正日体制打倒」などと言う人がいる。私に言わせれば、北朝鮮がどうなろうか、あの体制がどうなろうが知ったことじゃない。家族が帰ってくれば、それで目的は達成されるはずです。とにかく北に制裁を、という制裁至上主義にもついていけない。私も制裁はすべきだと思いますか、制裁するなら、被害者を救出するための戦略的な制裁をすべきです。ところが今は制裁すること自体が目的になっているようにみえる。戦略のない制裁は単なる感情的な報復でしかありません。それで本当に被害者が帰ってくるんでしょうか。今の家族会は、私の目には政治的な圧力団体と化してしまったようにみえる。家族会では座り込みも辞さないというが、その姿を世間の人が見たらどう思うでしょうか。肉親を取り戻すための座り込みなら、かつて私もやりましたが、制裁を求める座り込みは異様に映るのではないか。世論対策からもけっしてブラスにはならないと思います」
（略）
「まだ肉親が帰ってこない家族が、残された道は制裁しかないと考える切羽詰まった感情は私にも理解できる。問題は、なぜ家族がそこまで追いつめられたのかということです。要するに政府が何も具体的な解決策を示さないからですよ。総理は「対話と圧力」としか言わない。外務省の担当者は「粘り強く」としか言わない。制裁は時期尚早だというが、じゃあ代わりに何をやるのか代替案を示さない。つまり何もやっていないということじゃないですか。批判覚悟で言いますが、一人１０億払えば被害者が帰ってくるのなら１０人で１００億積めばいいじゃないですか。拉致した相手に〃身代金〃を払うのはおかしい。そのとおりです。しかし、どうせ政府が何もできないのなら、裏取引でも何でもいいから、せめて金くらい出してくれと書いたい。それが家族の本音ですよ。きれい事ばかり言っていても拉致被害者は帰ってこない。政府にも家族会にも、もっと、したたかにやってくれと私は言いたいんです」
（略）
後継と目される事務局次長の増元照明氏は慎重に言葉を選んだ。「事務局長か交代すると、家族会が分裂しているという印象を世間に与える。その意味では簡単に交代するべきではないと思いますか、正直言って、今の蓮池さんは家族会のなかで孤立していると思います」
最後に透氏に「辞任したほうがいいと思うか」と質問をぶつけると、苦渋の表情を浮かべてこう漏らした。「難しいですね…家族会には私のような少数意見もあったほうが、ある意味〃抑止力〃になるかも。もちろん辞めるにしても今後も協力は惜しみません」
http://adoruk626.seesaa.net/article/2815792.html
蓮池透発言に対する拉致関連ブロガーの感想一例（log氏）
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。