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(日本権力構造のなぞ/満州鉄道調査部電通と扶桑社はぼろもうけ) 盧大統領 日本観に問題 歴史こだわり過剰警戒 【産経】
http://www.asyura2.com/0505/asia1/msg/1065.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 19 日 07:23:14: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 「友好」一転、ピリピリ 日韓首脳あす会談 韓国、反日世論も意識  【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 19 日 07:12:48)

盧大統領 日本観に問題 歴史こだわり過剰警戒

 【ソウル=黒田勝弘】半年ぶりの日韓首脳会談が二十日、ソウルで行われる。隣国首脳が気楽に往来し合うノーネクタイのシャトル外交をめざしてきた両国だが、韓国側の「過去」あるいは「歴史」を理由にした反日強硬論でぎこちないものになった。双方これまでになく緊張しており、リゾート地での開催という慣例も今回は壊れてしまった。

 会談の展望について日本側は「韓国側の期待が大きすぎて困る」(外交筋)といい、韓国側も「期待薄」(韓国政府筋)といっている。

 韓国側の「期待」とは、端的にいって(1)竹島(韓国名・独島)領有権の放棄(2)靖国神社への首相参拝中止(3)韓国側の歴史認識受け入れ−である。

 いずれも長年の懸案で日本としてすぐどうできるモノではない。韓国側はそれを何とかしろというのだ。

 日韓間の当面の緊急課題とは、誰がみても日米韓の三国結束による北朝鮮の核問題解決であり、自由貿易協定(FTA)の早期締結などを通じた地域協力強化−などだろう。事実、昨年まではその流れできた。

 ところが今年の春、韓国側が突然(?)のように「過去」や「歴史」にからむ“三点セット”を言い出し日本非難に転じた。この“豹変(ひょうへん)”のナゾは今もまだ十分に解けていない。

 韓国側は昨年十二月の鹿児島・指宿での首脳会談の後、国交正常化四十周年に合わせた一月の“日韓友情年”のオープニングセレモニーあたりまでは機嫌がよかった。世論は日本の“韓流ブーム”に気をよくし、盧武鉉大統領もにこやかに友好を語っていた。

 その盧大統領の対日姿勢が、二月に島根県での「竹島の日」制定の動きに韓国世論が刺激され反日運動が起きた後、一変する。「三・一独立運動記念日」の大統領演説、国家安全保障会議の「新・対日外交方針発表」、大統領の「国民への手紙」で激しい日本批判を展開する。

 これらの文書で「日本は過去への反省が足りない」としてあらためて謝罪、反省、賠償を要求し、日本の政治を危険な右傾化とし、日本の「良心勢力」と手をつないでそれを阻止すべきだなどと言い出した。

 竹島問題では日本の長年の領有権主張を「侵略」とまでいっている。歴代政権にはなかった過激な日本非難だ。対日強硬外交は大統領主導で行われているというのが定説で「外交当局は当惑の連続だ」(外交筋)という。

 盧政権は“NGO(非政府組織)政権”との評があり、左派ないし革新系で反日的な民間組織や知識人の影響を強く受けている。これに影響を与えているのが日本の進歩的文化人や左派知識人たちの“反日的日本観”といわれる。

 日本の変化は「戦前への回帰」で軍国主義化だといい、憲法改正を「戦争をするため」などと主張する勢力だ。盧大統領が熟読し参考にしていると伝えられる『日本帝国興亡史』(李昌偉著、二月に出版)も日本に対する警戒心を強調したものだ。盧大統領の対日強硬論の背景には、過去の歴史にこだわった日本に対する過度の警戒心がうかがわれる。

 「光復(解放)五十周年」の一九九五年、当時の金泳三大統領はやはり歴史にこだわり江沢民時代の中国と“反日共闘”をやって日本を驚かせた。今年が「光復六十周年」だったことが、盧大統領にことさら歴史を意識させる背景になっているようだ。

 韓国側は、いつも「反日の原因は日本側にある」というが、韓国側の反応は過剰で普通ではない。

http://www.sankei.co.jp/news/morning/19pol003.htm



TOP 産経新聞 http://www.sankei.co.jp/main.htm



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