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(回答先: 空自に新輸送団 大規模改編 海外派遣へ即応 (産経新聞) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 5 月 04 日 19:39:00)
航空総隊弾力運用 離島侵攻対処を重視
昭和六十三年度以来となる航空自衛隊の大規模な組織改編は、新たな防衛計画の大綱で打ち出された「多様な事態への実効力」を強化するための基盤固めといえる。
改編の柱となる航空輸送集団(仮称)の新設は、装備の充実に歩調を合わせるものだ。防衛大綱と同時に策定された今年度から五年間の中期防衛力整備計画(中期防)では、C130より航続距離の長い新型輸送機(CX)八機、輸送機としての役割も果たす空中給油機(KC767)一機の導入を盛り込み、現行の航空支援集団では「運用しきれない」(防衛庁幹部)のが実情だ。
インド洋大津波では、空自はC130を一機派遣するのが限界だった。救援活動も発生から二週間あまりたってからで、米軍のような「外征軍」型ではない弱点も浮き彫りになった。体制・装備の両面で海外派遣の能力を高め、即応性を向上させることは急務の課題となっている。
航空総隊の戦闘能力も対領空侵犯措置(スクランブル)重視から、離島侵攻をはじめ「新たな脅威」に対処することが求められている。スクランブル発進した戦闘機が方面隊の境界線で引き返すという“縦割り”の弊害をいかになくすか。組織改編では、日本の広い空域をカバーするには十分とはいえない戦闘機をいかに効率的に、柔軟に運用できるかも問われている。(半沢尚久)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/04iti002.htm