現在地 HOME > 戦争69 > 830.html ★阿修羅♪ |
|
@安保理拡大、多数決決着も辞さず…首相が決意示す(読売新聞)
【アムステルダム=円入哲也】
小泉首相は2日夜(日本時間3日未明)、アムステルダム市内のホテルで記者会見し、国連改革の焦点である安全保障理事会の拡大について、加盟国の全会一致にこだわらず、9月の国連首脳会合までに結論を出すべきだとの考えを表明した。
日本の常任理事国入りの実現を目指し、多数決による決着も辞さないとの強い決意を示したものだ。
首相は、安保理拡大に慎重な中国などが「総意による決定」を主張していることについて、「全体の総意ができたうえでの改革は望ましいとは思うが、各国の意見や立場は違う。全会一致は困難ではないか。今まで十分議論してきたし、意見が違うから(決定を)延ばそうと言って、果たしてできるか疑問だ。9月の首脳会合までに結論を出すことが望ましい」と述べた。
また首相は、郵政民営化関連法案について、「大方の国民の理解と賛成を得られると思う。その声を無視して、与党議員が毅然として反対を続けられるのか疑問だ。時代の要請であり、断固成立させなければならない」と述べ、今国会での成立に自信を示した。
そのうえで、「私は外交、内政の重要課題と同時に郵政民営化に取り組んでいる。法案が成立した後も息つく暇はない。来年9月の(自民党総裁の)任期いっぱいまでは、首相の職責を果たせるように全力を尽くしていきたい」と述べた。
(2005/5/3/06:39 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050503i102.htm