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(回答先: 知っていなければならない「台湾問題」の一つの日米安全保障協議委員会の共同発表 投稿者 外野 日時 2005 年 4 月 24 日 01:27:05)
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050424k0000m030123000c.html
中国反日デモ:
中国外交官に聞く「日米同盟強化が脅威」
反日デモの背景には、台湾海峡問題を共通戦略目標に掲げるなど一層の関係強化が進む日米関係の存在も見逃せない。中国外務省米国課から米ブルッキングス研究所に短期留学中の井泉(せいせん)・外交官(30)に聞いた。【ワシントン笠原敏彦】
−−デモが拡大した理由をどう見ますか。
◆中国の市民に聞くなら、歴史問題に尽きるだろう。我々は、日本が過去の問題で何度か謝罪したことを認識している。しかし、謝罪の一方で、小泉(純一郎)首相が靖国神社への参拝を続け、歴史教科書問題の重要性を顧みないことは許されない。デモのメッセージは、中国人の心情を害することはもうやめてほしいということだ。
−−日米関係の強化も底流にありますか。
◆日本は成長する中国を脅威というが、中国にとっては日米の軍事関係強化こそ脅威だ。日米は(2月の日米安全保障協議委員会で)台湾問題を初めて日米同盟の問題に位置づけた。米国は日本が東アジアでより大きな役割を担うことを期待し、日本がイラクへ自衛隊を派遣したり憲法改正の動きを見せていることは中国の疑念を強めている。ただ、これは政府、知識人レベルの話で、市民をデモに動かしている主な理由ではない。
−−米中への影響は。
◆中国と日本の関係が、それぞれの対米関係に大きな影響を与えるとは思わない。中国と米国は近く次官級の高官協議を定期化するが、これはある種の戦略対話でお互いの誤解、見込み違いを防ぐのに役立つだろう。
−−日本の安保理常任理事国入りへの影響は。
◆アナン国連事務総長が指摘した通りで、常任理事国入りを求めるなら、隣国との良好な関係が必要だ。それなしに、世界の平和と安全を守る役割は担えない。
毎日新聞 2005年4月24日 0時40分