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当時のバチカンはCIAとKGBの「草刈場」だったのかもしれませんね
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投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 4 月 07 日 08:10:42: SO0fHq1bYvRzo

(回答先: バチカンに共謀者(レップブリカ紙)&統一 FIAT 投稿者 kamenoko 日時 2005 年 4 月 07 日 03:01:22)

当時のバチカンはCIAとKGBの「草刈場」だったのかもしれません


Kamenokoさん。貴重な情報ありがとうございます。いつもワクワクしながらイタリアからの情報を読ませてもらっています。私もここまでは調べられていないのですが、まあKGBのスパイがバチカンにいてたとしても不思議ではないですね。結局、当時のバチカンはCIAとKGBの「草刈場」だったのかもしれません。まだ単に想像の範囲でしかありませんが。

今バチカンの後継者の問題で、私も少々頭を切り替えている最中なのですが、オプス・デイの戦術的な後退がありうる、そうなれば表面的には反オプス派の教皇が生まれる可能性が高い、となどという予測がたちます。これには様々な推定根拠があるのですが、それはもう何日かしたら投稿できると思います。

それはそうと、Agnelliはアニエッリと読むんですか。ありゃ!今まで「アグネッリ」とばかり思っていた! しかしこのアニエッリ家ですが、フィアット初代のジョバンニはオーストリア=ハンガリーのクーデンホフ-カレルギといっしょに欧州統一の構想を打ち出した人物ですね。そしてムッソリーニ政権を支えた。アニエッリ家その後もイタリア保守のパトロンとなっていて、当然P2人脈やオプス・デイ人脈ともつながっています。

また「EUの父」ロベール・シューマンとともに大陸欧州主導の統一欧州構想を支えたのがデ・ガスペリですが、二人ともオプス・デイと言われています。このデ・ガスペリとアニエッリ家とは関係があったのでしょうか。無かったとは思えませんが。どうしてオプス・デイがその初期からこのような大物を動かすことができたのか、は、この辺のイタリアの闇の世界(雲の上の世界?)に秘密が隠されているのではないか、とにらんでいるのですが、まだ追究の十分な見通しは立ちません。

またそのアニエッリ家に北朝鮮と統一教会が絡んできているとは、まあ何ともすごい世の中だ。ただ、P2の頭目リチオ・ジェッリ(「お役御免」でとっ捕まって口封じされましたが)はアレン・ダレスの立てたステイビハインド計画の中心人物の一人で、その中から後の国際勝共連合の一つの柱が生まれるわけですよね。そのもう一つの柱が文鮮明や笹川良一、蒋介石を中心にしたアジアの人脈で、アニエッリ家と統一の関係もあながち奇妙とも言えない。ジェッリとダレスといえば、例の「バチカン・ラットライン」が有名ですね。そしてここにもCIAが顔を出す。これにブッシュ家がそろえば役者の総顔見世だ。

本当はこれらの複雑な網目の中にイスラエル=ユダヤ関係を入れたいところなのですが、なかなかガードが固くて、もう一つ納得のいく筋が立ちません。これはことがことだけに慎重に入念に調べなければなりませんが。

ところで、以前P2と赤い旅団に関係がある、といったことをどこかで目にした記憶があるのですが、これについては情報をお持ちでしょうか。もしそうだとすればネグリという人物なども彼らの「有能な左手」ということになります。またそれに関連して、kamenokoさんのご投稿の中に「先日のイタリア地方選は、ニューレフトの圧勝でした。」とお書きです。スペインの新聞ではもう一つ詳しく伝わってこないのですが、この「ニューレフト」というのは実態はどのようなものでしょうか。もしよろしければお教え願いたいと思います。

ではまた。

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