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(回答先: シオンとの架け橋 イスラエル・ニュース 3/25 投稿者 愚民党 日時 2005 年 3 月 26 日 04:23:21)
印、米と核協力で合意
戦闘機購入も パキスタンに対抗
【バンコク=山田伝夫】米政府がパキスタンにF16戦闘機の売却を決めたことに強い懸念を示したインド政府は二十五日夜、米政府と新戦闘機の売却方針や核技術の協力などで合意したと発表。歓迎する声明を発表した。
カシミール領有権でパキスタンと対立するインドは、米国を非難するより、見返りに「実利」を引き出す現実的な対応を選択。インド外務省は、声明で「両国間の戦略的パートナーシップのさらなる強化をもたらすだろう」と意義を強調した。
ロイター通信などによると、米印は「防衛とエネルギー分野での関係強化」で合意した。インドが購入を希望している次世代多目的戦闘機の売却承認や、インドのエネルギー需要の増加に備えた平和利用の核技術提供が含まれている。
ブッシュ米大統領はインドのシン首相に直接電話して、パキスタンへのF16売却を説明。首相は「深い失望」を伝えたばかり。インド政府は「両国の軍事バランスを崩す」として売却に強く反対してきたが、声を荒らげて抗議できない事情も抱えている。
一つは、改善が進んでいる印パ関係への影響だ。四月七日にカシミール地方で実効支配線(停戦ライン)を越える直行バスが運行開始。パキスタンのムシャラフ大統領が印パのクリケット観戦のためインドを訪れて、四月十七日にシン首相と首脳会談を予定するなど、重要な「イベント」を控えている。
またアフガニスタン攻撃以降、南アジアで増す米国の影響力も無視できない。米国との関係強化を優先させる方が、パキスタンとの対抗上も得策といえる。現にパキスタンは「対テロ同盟国」として米政権から評価されたことが、今回のF16売却につながったからだ。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20050327/mng_____kok_____002.shtml