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ベラルーシでも抗議集会
野党支持者など 政府、150人拘束か
【モスクワ=滝沢学】ベラルーシの首都ミンスクの中心部で二十五日、ルカシェンコ政権に反発する野党、企業家らの抗議集会に参加した約四百人が治安部隊と衝突。警察当局は約三十人を拘束したと発表したが、内務省筋は拘束者数を約百五十人としている。
検察当局は二十六日、社会秩序を破壊したとして集会を組織した者を起訴した。参加者には若者も多く含まれていたもようで、政治活動などを理由に政権が拘束中の野党指導者らの釈放を求めた。
三月二十五日は、一九一八年に「ベラルーシ人民共和国」の樹立を宣言した日で、ここ数年、野党が抗議集会を開いていた。
前日には同じ旧ソ連圏のキルギスでアカエフ政権が倒され、キルギス情勢が今後、ベラルーシの反政府運動をあおる可能性もある。
九四年から政権の座にあるルカシェンコ大統領(50)は、農村部を中心に人気がある一方、野党に対する徹底した弾圧や選挙の不正疑惑が欧米諸国の強い批判を浴び、「欧州最後の独裁者」と呼ばれている。
旧ソ連諸国の親ロシア派の代表格で、昨年は憲法の大統領三選禁止の規定を国民投票で削除。次期大統領選の二〇〇六年以降も、独裁体制継続に道を開いた。
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20050327/mng_____kok_____001.shtml