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(回答先: CIA、モサド、統一教会に狙われる南米:Fogata誌(アルゼンチン)より抄訳 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 22 日 09:09:39)
どうりで南米の左翼が「ユダヤ」に弱いはずだ
以前に米国のリンドン・ラルーシュについて調べていたら、南米の左翼系統のサイトで、盛んにラルーシュが叩かれており、それも必ずといっていいほど「ファシスト、反ユダヤ主義者」という表現が使われています。
はて、奇妙な?と思っていましたが、1992年と1994年にユダヤ人を狙った爆破事件が続いて犯人は見つからず、85名の死者と250名の負傷者を出したAMIA(アルゼンチンのイスラエル人相互協会)本部爆破事件の後、ADLなどの米国ユダヤ人団体が「ホロコースト以来最悪のユダヤ人迫害だ」と叫んでいました。イスラエル(モサド)の発表によりますと、どうやらイランの謀略ということになり、イランは当然それを否定しています。(これって典型的にモの字の手口だね。)
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【参照】
http://www.ujc.org/content_display.html?ArticleID=45200
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/2832169.stm
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どうやらそれ以来、南米の左翼系統の人たちはユダヤには頭が上がらない様子で、米国内で徹底的にADLなどのユダヤ(シオニスト)団体から忌み嫌われているラルーシュを「統一教会と手を結ぶ反ユダヤ主義者のファシスト」という訳の分からない非難を繰り返しています。当のラルーシュは米国では、「統一教会が麻薬のアガリを使ってキリスト教シオニストをまとめあげブッシュの支持勢力にしている」と暴露して、またしてもユダヤ(シオニスト)団体から嫌われているのですが。
その統一教会がブエノスアイレスで世界日報の南米版を発行し本格的に南米での活動を開始したのがAMIA爆破事件の翌年の1995年です。その記念式にブッシュ父(元CIA長官、レーガンの副大統領で中米を食い荒らしつくした、そして大統領)がかけつけています。そして同じ年にビン・ラディンが「3つの国境線地域」にいたらしい、・・・イヤー、なかなか面白い!
さらに南米の左翼人士には、これは全員ではないのでしょうが、チャベスやキリチネルを「ポピュリスト」、ひどい例になると「ファシスト」として非難し、2002年のベネズエラ・クーデター事件の際には公然とCIAやオプス・デイ側の勢力と手を組んでチャベス追い落としに走っています。
相当に「回し者」が入ってしまっているようで、私も南米からの情報には注意しておかねばなりません。一見すると本当に「反米欧ユダヤ支配層」の意思で活動しているのかどうか、区別が付きにくい場合が多々あるようです。「回し者」とその同調者は、イザとなったら必ずチャベスやキルチネルをつぶす側に回りますから。