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(回答先: レバノン議会はカラミ氏を首相に戻すことを支持する決議を挙げた(エル・ムンド) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 3 月 10 日 08:41:36)
レバノン 親シリア首相を再指名へ 大統領 国民結束呼び掛け
【カイロ=加納洋人】レバノンの国民議会は九日、内閣総辞職を二月末に表明した親シリア派のカラミ首相を再び首相に指名するというラフード大統領の提案に賛成多数で同意した。大統領はカラミ氏を近く正式に首相に指名する見通しとなった。
二月十四日のハリリ前首相の暗殺事件以降、イスラム教ドルーズ派のワリド・ジュンブラート党首率いる進歩社会党(PSP)などの野党勢力は、シリアの影響力排除を目指す活動を活発化。カラミ首相は、野党側が呼びかけた大規模デモやゼネストに直面する格好で内閣総辞職を表明した。
しかし、その後、イスラム教シーア派組織ヒズボラ(神の党)の最高指導者ナスラッラ師がシリアとの連帯を維持するデモの結集を呼びかけたところ、首都ベイルートでは八日に四十万人を超える大規模デモが行われ、野党勢力によるデモをはるかに上回った。
レバノン国民議会(定数一二八)では親シリア派の体制側が過半数を占めており、ラフード大統領はこの動きをみて、カラミ首相の再指名提案に踏み切った。
レバノンでは、五月に総選挙が行われる予定で、ラフード大統領は近くカラミ首相を再指名し、国民の結束を呼びかける見通しだ。一方、野党側は今回、首相候補を立てておらず、親シリア内閣を再発足させる方が、総選挙で優位に戦えるとの判断があるとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050310-00000024-san-int