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□イラクに投下の劣化ウラン弾は広島、長崎級原爆7発の量 サマワのあるムサンナ州には30の重汚染地点 [ML アラブの声]
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イラクに投下の劣化ウラン弾は広島、長崎級原爆7発の量 サマーワのあるムサンナ州には30の重汚染地点
イラク戦争が開始されて丸2年が経つが、劣化ウラン弾の後遺症は、癌の発生率が7倍、流産が3倍となるなど深刻度を増している。7日付のロンドンのアル・ハヤート紙は特集を組んで報じた。
米軍とその同盟軍がウランの弾薬を使用した結果、1991年の第二次湾岸戦争は広島や長崎に投下された原爆7発分に相当する深刻な核汚染をもたらし、環境や健康に大惨事を引き起こした。特にイラク南部は伝染病のように癌が蔓延している。
上記は国内外の各種研究で明らかにされたことである。その一つにバスラのタアリーミ病院の癌科長で癌・腫瘍センター代表ジャワード・アリー医師の劣化ウランに起因する白血病と奇形児出産に関する研究がある。
バビロン大学理学部のアハマド・アブドッラティーフ研究員によると、劣化ウランの使用の結果、流産の発生率が1989年の3倍に、癌の発生率は同じく約7倍に増加している。
2003年のイラク戦争で使用された劣化ウランの量は1991年に使用された量の4から6倍に達する。その結果死産や奇形児出産、癌などの蔓延が深刻化した。そのため癌は「新種のインフルエンザ」と呼ばれるようになったほどだ。
これは誇張ではない。イラク保健省のある職員は、現在のイラク人癌患者は14万人以上で、毎年7500人も増えている。専門家は癌患者は毎年2万5千人になるだろうと予測している。
国際的な独立研究センターであるウラン医学研究センター(UMRC)が実施し、保健省と環境省の研究チームが確認した実地調査の結果を見てみよう。UMRCの代表は原子と核医学が専門の元米軍大佐のクロアチア系米国人学者アサーフ・ドルコビッチ氏である。この調査はイラク中部と南部で実施された。
環境大臣のミシュカー・ムーミン女史は、イラク各地で発見された放射能汚染兵器廃棄物を住民が日常的用途に使用している例を挙げている。
サマーワが州都であるムサンナ州には高濃度の放射能汚染地点が30箇所もある。環境省は住民に、サマーワの古い屠殺場には劣化ウラン弾による空襲で破壊された大砲があるので使用しないよう警告している。専門家チームによる現場調査の結果、ここには大量の破壊された旧イラク軍の兵器が廃棄されており、その大部分は放射能汚染されていることが判明した。
環境省はイラク全土に300箇所以上の(各種)汚染地点があり、それによる被害は2250万人に及ぶ可能性があると強調した。しかし対策は、危険性を訴えるセミナーの開催や現場調査などと限られているのが実情である。
http://www.iraq4allnews.dk/viewnews.php?id=7994
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2250万人という数字は多過ぎないか? イラクの人口そのものが2500万とか2700万といわれているのである。米軍は劣化ウラン弾の使用量も投下地点すら公表していない。
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【短報】
*イラク・バース党声明文:アンバール州への残虐な攻撃に失敗した米軍は今後、拘束した住民数百人を交渉のカードに使い、スパイに強要する作戦
*アサド・シリア大統領、サウジ皇太子にパレスチナ建国や帰還権よりもイスラエルとの国交樹立先行を勧告 「アルクドゥス・アルアラビー(QA)」
*第一ラウンドはシリアをレバノンから撤退に追い込んだ反シリア陣営が取ったが、将来的には米国とイスラエルが大負けする ヒズブッラーの追放は不可能 「QA編集長」
アラブの声ML 齊藤力二朗
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