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(回答先: [豪イラク増派]「直視すべき自衛隊派遣の問題点」(読売新聞) 投稿者 彗星 日時 2005 年 3 月 07 日 04:59:12)
在日米軍再編 制服組で集中協議 両政府「認識のズレ」回避
在外米軍の変革・再編(トランスフォーメーション)をめぐり、日米両政府は六日、在日米軍の再編案について近く自衛隊と米軍の制服組同士で集中協議を実施する方針を固めた。焦点は米軍横田基地(東京都福生市など)と沖縄の基地で、集中協議のスタート地点となる。日米協議では当初、自衛隊の制服組が参加できず、日米間の認識にズレが生じたことを教訓に、本土防衛、周辺事態など日米同盟の戦略性、軍事的合理性の観点から早期に方向性を一致させる狙いがある。
並行して外務・防衛当局による審議官級協議も再開。日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の改定を見据えた自衛隊と米軍の役割分担と、基地の共用化など相互運用性の見直しに着手する。先の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で日米同盟強化の指針となる「共通戦略目標」に合意したことを受け、米軍再編の協議は具体化に向けて一気に本格化する。
個別の再編案をめぐっては、昨年十一月の審議官級協議まで自衛隊の制服組が排除され、日本側の主張に軍事面の専門知識が反映されなかった経緯がある。その弊害として、米陸軍第一軍団司令部(ワシントン州)のキャンプ座間(神奈川県)への移転について米側は「極東以外の有事は座間から指揮しない」と想定していたにもかかわらず、日本側が一時、日米安保条約の「極東条項」に抵触するとして受け入れを拒否したことが指摘されている。
制服組の協議は米側からの提案で、日本側は統合幕僚会議と陸海空三自衛隊の将補・佐官クラスが参加し、ワシントンで三日間程度の協議を予定。2プラス2で今夏をめどに結論を出せるよう「議論を加速させる」(町村信孝外相)ことで合意している。
焦点は横田基地での米空軍、航空自衛隊、民間機の共用化と、在日米軍基地の75%が集中する沖縄の負担軽減。沖縄では、名護市辺野古沖の代替施設建設が遅れている米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題でも意見交換するとみられる。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07pol001.htm