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(回答先: 「米軍の射撃には正当性がない」とジュリアナ・スグレーナ(ベルギー『ティスカリ・ニュース』フランス版) 投稿者 さすれば 日時 2005 年 3 月 06 日 19:31:16)
米軍の主張と食い違い 伊女性記者が手記
イラクの首都バグダッドで武装勢力による拉致から解放直後、米軍の銃撃に遭い負傷したイタリア・マニフェスト紙の女性記者、ジュリアナ・スグレーナさん(56)は、6日付同紙に銃撃前後を詳細に回想した手記を掲載した。同記者が明らかにした事実関係は米軍の主張と食い違っており、イタリア国内の反米感情をさらに高めそうだ。
スグレーナ記者によると、銃撃は警告もなく突然始まった。運転手が車外に出て「イタリア人だ」と叫んでもやまなかった。隣の、情報機関員のカリパリ氏が、自分を守るため覆いかぶさり、「その直後、彼が最後の呼吸をしたのを感じ、その死を知った」。
その時、解放直前に拉致犯が「君の帰国を望まない米国人がいるから注意しないといけない」と警告していたことを頭に浮かべたという。
米軍は「車は猛スピードで停止の警告を無視した」と発表したが、同記者によると、道路は急カーブが多く、しかも雨だったので時速40キロ前後だった上、停止命令などはなく、闇の中に白い電光がひらめいた瞬間、銃撃が始まったと主張。米軍の発砲が果たして「誤射」なのかという疑念を抱いている。
銃撃後、運転手が携帯電話で、ローマの首相官邸にいる上司に直接、事態を報告。その場にはベルルスコーニ首相も居合わせた。
拉致犯との「交流」はかなりあったらしく、拉致翌日からテレビを見ており、自分を処刑する、との声明が出て驚いたが拉致犯が「心配するな、これはわれわれではない」と話したという。
拉致犯の1人がサッカーのイタリア一部リーグ(セリエA)のトッティ選手のファンで、2月20日、同選手を含むセリエAの全選手が「スグレーナの解放を」とのゼッケンを着けた際、当惑していたというエピソードも書いている。(共同)
(03/06 22:07)