現在地 HOME > 戦争67 > 992.html ★阿修羅♪ |
|
「米国の人権」中国が報告書、批判に逆襲
【北京=竹腰雅彦】中国国務院(政府)新聞弁公室は3日、「2004年米国の人権記録」と題する報告書を発表し、米軍によるイラク人捕虜の虐待問題などを引き合いに、「『世界の人権擁護者』を気取る米国自らが、国際的な人権規範を甚だしく踏みにじっている」などと批判した。
報告書はまた、凶悪犯罪の増加や民族差別問題により米国民の生存権や安全が脅かされていると指摘し、「米国には人権問題で二重基準があり、人権を覇権主義や強権政治遂行の道具にするやり方は、国際社会の反対に遭い、孤立を招く」と結論付けた。さらに昨年の米大統領選について、過去最も金のかかる選挙だったとした上で、「米国の民主は事実上、金に操られている」などと皮肉った。
中国外務省の劉建超・副報道局長は3日の定例会見で、「米国自身、依然多くの問題を抱えていることに気付くべきで、報告書はそのヒントだ」と語り、人権問題での米国の一方的な中国批判は受け入れられないとの立場を強調した。
(2005/3/3/18:34 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050303i311.htm