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(回答先: 米軍再編「毎日新聞」─自衛隊基地、米軍使用も 相互乗り入れ検討 投稿者 天木ファン 日時 2005 年 2 月 24 日 14:12:46)
普天間移転、日本側代替案を積極的検討へ 米政府
米政府は19日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)を踏まえ、米海兵隊普天間飛行場の移転問題で日本側から代替案が示されれば、積極的に検討する方針を決めた。米軍と自衛隊の役割分担や在日米軍の再編・再配置をめぐる集中協議については、早ければ4カ月をメドに終えたい意向も固めた。
暗礁に乗り上げている普天間飛行場の移転問題をめぐっては、19日の2プラス2で日本側と「SACO最終報告の着実な実施」の重要性で一致していた。しかし、辺野古への移転計画が行き詰まっている現状を踏まえ、米政府としては、局面を打開するため、代替案の検討も排除しないという新たな方針を固めた。
ただし、あくまで「普天間飛行場の重要な軍事的機能及び能力は今後も維持する」としたSACO最終報告の趣旨を損なわないことを前提にしており、移転先も日本国内とする考えだ。
また、在日米軍の再編・再配置をめぐる集中協議の期間については、地元との調整などに時間を要するとの立場から日本側に議論を急ぐことへの抵抗感も根強いが、米側は早期に集中協議を終えて、年内には両首脳間の合意に持ち込みたい意向だ。日米の外交・防衛担当閣僚による2プラス2では「3カ月」程度での決着を求める米側に対し、日本側が難色を示し、「数カ月」という期間で落ち着いた経緯がある。
米政府としては、今年中に最終的な結論を出すためには、初夏までに日本側と具体案の大筋で合意する必要があると判断。4〜6カ月程度で在日米軍の兵力構成、自衛隊との役割分担の見直し、個別の基地の再配置などをめぐる大枠での協議を終え、年内には合意文書にまとめたい考えだ。
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日本政府は現時点では「SACO合意を着実に進める」という既定方針を崩していない。だが、辺野古沖移設が進まず、米側の不満が募っていることに焦りの色は濃い。防衛庁を中心に他の候補地を探るべきだとの意見があるのはそのためだ。首相周辺でも「(辺野古沖移転という)部分についてのみ、(SACO合意を)見直すことはあり得る」(山崎拓・首相補佐官)との声も出始めている。
普天間飛行場をめぐっては、日米間ではこれまでに沖縄県の下地島や伊江島への移設、米軍嘉手納基地への統合案などが非公式に浮上した。しかし、これらの案は県内移転に強く反対する地元の反発から暗礁に乗り上げてきた経緯がある。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20050224/K2005022401260.html?C=S