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WHEREABOUTS by E.SUGAWARA
http://blog.livedoor.jp/emi_sugawara/archives/14825249.html
2005年02月22日
シャロン首相インタビュー
NEWS 23 MONDAY PLUSでパレスチナ問題を取り上げていました。
イスラエル側からの見解・・・、むむむ・・・・・・・。とりあえずインタビューを受けた人物の全発言をテレビのまま載せることにします。
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シャロン首相
Q.いつも熱いるつぼの真ん中でトラブルに追われてる感じですね。
A.この国に平穏な日はないからね
Q.アラファトとアッバスの違いは?
A.まず、アラファトは殺人者だね
彼の戦略は40年間テロと殺人だけ。
しかも犠牲になったのは一般市民の女性や子供たちだった
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痛手を覚悟しての譲歩の準備はしているよ。だけど安全に関しては一切譲歩しない。現在も未来もイスラエルが安全の面で譲ることはない。
この点はパレスチナにも、アメリカ、西欧、ロシアにも伝えてある。
もし彼らが前進を望むならテロを止めなきゃだめだ。
我々は譲歩のための交渉はしない。
アッバスはタフな交渉相手だと思うよ。だけど彼もこの4年テロの現実を見ており、あのやり方は良くないと説得するはずだ。
今後彼が何を言うかではなく、彼が何をやるかで全てが決まるんだ。
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Q.アッバスにはどの位時間をやりますか?
A.多くはやらないよ。我々はテロに毎日やられてるんだから。
Q.待たないと?
A.何で待たなきゃいけないんだ。
待つ必要はないよ。
イスラエル国民の命を犠牲にして彼を助けるなんてあり得ない。
世界のどこを見たって毎日国民を犠牲にしてほかの国の人を助ける人はいない。
とにかく今は彼が何をするか見てるんだ。見てるんだよ。
もしうまく静かになれば我々も静かにするし、もしテロが続くなら
それに対抗する。この120年、そうやってきたんだから。
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パレスチナ交渉担当大臣 アリ・カーット
Q.シャロン首相はアッバスに十分な時間をやらないと言っていたが。
A.そんな最後通告や脅しには乗らないよ。
今1番大事なのはブッシュが何を望んでいるかだ。
二期目のブッシュがどんな政策をとるか、またシャロンに彼ができるだけ
のことをやらせるのではなく、本当に何が必要かを考えさせるべきだ。
その為にはブッシュにはイスラエルを特別扱いするのだけはやめてほしい。
ブッシュには平和の道を選んでほしい。
イスラエルを助ける政策はとってほしくない。
平和を大事にする側に立ってほしい。
従ってブッシュはシャロンを現実的な政治の道筋に乗せるべきだ。
それが大事なんだ。
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イスラエル首相補佐官 ギシン (かつての空挺部隊の英雄)
パレスチナ人は過去60年の歴史の中で、初めて自分たちのためになることを選べる時を迎えているんだ。他人のためではなくね。
彼らはいつも他人の利益の為に動かされてきた。
これは私の考えだが、我々は是って意にテロリスト達と合意することはないということだ。
なぜなら彼らの半分、もしくは一部、例えばハマスやイスラム聖戦機構と停戦したとしても、実は他にいっぱいいろんな奴らがいる。
そいつらはテヘランやシリア、それにヒズボラからの命令で動いている。
それが今の最大の問題なんだ。
この辺りのテロリストだけなら何とかなるのだが、残念ながら今我々が直面してるのはここだけじゃなく、地域的な広がりを持った脅威なんだ。
つまり、シベリアやヒズボラ、イランから送り出されるものなんだ。これらの国は和平への道を消し去りたいだけなんだ。
アッバスに成功してほしくないということだ。
我々の諜報機関の報告では、ヒズボラはパレスチナ当局の活動部隊に浸透し、ヒズボラの為に動くよう働きかけている。内側からやってるんだ。
これは非常に危険な動きだ。これはアッバスにはおさえてもらわないと困る。
軍事的な言い方をすれば、パレスチナを外の影響から切り離し、武器の流入とテロリストを支える資金が入ってこないようにすることだ。
そうすることでより完全にテロを防ぎ、和平へのロードマップに立ち返りたいんだ。
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イスラムシーア派 ヒズボラ(神の党/レバノン)指導者 ナスラッラー
私自身「ロードマップ」は全部読みましたが、見つけたのは危険な罠でした。自然の事だと思いますが、襲われた人には選択はひとつしかない。
つまり、自分を守るか・・死だけなんです。
ヒズボラはもし攻撃されれば抵抗します。
我々の辞書には「負ける」とか「奴隷になる」という言葉はありません。
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元レバノン大統領 ジュマイエル
ヒズボラは未だにイラン革命の精神を引き継ぎ、行動の指針としている。
今はシリア政府と繋がり共同戦線を張っている。
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