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ブッシュ大統領、イランに再警告 「武力行使排除せず」
ブッシュ米大統領は18日、欧州訪問を前に欧州メディアと会見し、核開発疑惑を抱えるイランへの対応について「(米国の)大統領には『絶対しない』というものはない」と述べ、武力行使の可能性を排除しない考えを示した。その上で「軍事行動は大統領にとって第1の選択肢ではない。少なくとも私にとって、外交が常に最初の選択肢だ」と述べ、当面は外交的な解決を目指す考えを改めて強調した。
同大統領は「イラン側が欧州と米国を分断しない限り、外交は機能する」と述べ、イランに核兵器を持たせないという点で米国と欧州には「共通の目標」があると指摘。英仏独3カ国によるイランとの外交交渉を支持し、米欧が「ひとつの声」でイランへの圧力をかけ続ければ、「目標を達成できる」との楽観的な見通しを示した。原子力発電などでイランに協力するロシアに対しても「(共通の目標を)認識すべきだ。プーチン大統領はわかっていると思う」と協力を呼びかけた。
また、イランがレバノンのシーア派組織ヒズボラへの支援を続けていることについて「テロの輸出をやめるべきだ」と警告。イスラエル北部への攻撃能力を持つヒズボラが中東和平の進展に悪影響を及ぼすことに懸念を示した。イラン国内の政治状況についても「民主主義や自由に向けて自国をもっと開放すべきだ」と指摘した。 (02/19 11:04)
http://www.asahi.com/international/update/0219/002.html