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「北方領土問題」交渉での弱みを衝かれたくないための延長戦上でのテクニックなのか。
ここで日本政府が曖昧に妥協することはないと思うが、この問題は石油とか領土とは切り離して毅然とした態度で臨んで欲しい
ものだ。
ヤルタ会談での日ソ中立条約破棄、ソ連参戦、の秘密協定があったにせよ、国際法上、日本にはあずかり知らぬこと。
なによりも、明白なジュネーヴ条約違反(※)について、いまだにシラをきるロシアの体質はソ連とちっとも変わってないな。
結局、戦争は「勝てば官軍」、そういうことなのだろうから、ごまめの歯ぎしりする方が滑稽かも知れないが・・・。
目先の利害関係を超越して、言うべきことは言わねばならない、と思う次第。
(※)ソ連抑留の全体像の解明を―若い世代の研究に期待する戦争捕虜を世界からなくするために
<http://www.kt.rim.or.jp/~jes/yokuryu/yok_fujita0108.html>
2 ソ連政府の長期にわたる抑留・労働使用は、捕虜は「平和克復(the conclusion of peace)後なるべく速やかに」送還する
との当時の国際法上の原則(1929、ジュネーブ条約)に反し、かりに「平和克復」の時点について解釈問題があるとしても、
1949年ジュネーヴ条約118条の「即時釈放主義」の先取りともいえるポツダム宣言(ソ連8月ウ8日ポツダム宣言に参加)第9
項には明瞭に違反する。文民抑留の不当性・違法性も独自に吟味さるべきである。
■シベリア抑留は戦時捕虜 ロシア、呼称変更を拒否【河北新報社(共同)】
<http://www.kahoku.co.jp/news/2005/02/2005021701002127.htm>
【モスクワ17日共同】
第二次大戦後の旧ソ連で60万人近くの旧日本軍将兵らが強制労働に従事、1割前後が死亡した「シベリア抑留」をめぐり、将
兵らが終戦後に不当に連行されたとする日本政府は「戦時捕虜」とのロシア側呼称を「抑留者」に変更するよう求めていたが、ロ
シア政府は17日までに、日本の申し入れを正式に拒否した。
ロシアは、ことし前半のプーチン大統領公式訪日を前に、シベリア抑留は「日本の侵略戦争の帰結だ」とする旧ソ連の見解を大
枠で継承する立場を示したことになる。
5月に世界の首脳を招き対ドイツ戦勝60周年の祝典を催すプーチン政権は、北方領土問題を含め日ロ間の戦後処理も「正義の
戦争」の文脈でとらえる姿勢を強めており、日本との歴史認識の相違が鮮明になってきた。
2005年02月17日木曜日