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(回答先: とりあえずです。申し訳ありません。 投稿者 外野 日時 2005 年 2 月 17 日 06:27:06)
> 「ホロコースト」の定義自体は、それ程混乱しているとは私は思いません。
僕の書き方が拙かったかもしれないと思います。
たとえば、木村氏は「ホロコーストの嘘」という言葉を使います。荒漢さんはこの場合の「ホロコース」の内容がおわかりになられますか。
「ホロコースト」の定義というよりも、”「ホロコースト」は嘘だった”、あるいは”「ホロコースト」はなかった”という時の「ホロコースト」の具体的な中身といったほうがよいのかもしれません。
> 「ユダヤ国際資本家」を「被害者としてのユダヤ人」と混同することから
ロスチャイルド財閥と普通のユダヤ人は違う、というのは、政治・経済システムにおいてですが、ヒットラー=ナチスがユダヤ人らに行った、オカルトな人種”闘争”では、ロスチャイルド一族も人的物的に多大な被害者だったのです。このへんは広瀬隆氏の『赤い楯』に詳しいです。
> 「オカルト?!」と一蹴することで
『ヒットラー=ナチスの教義(ナチ党は前身はドイツ教団であり、そのドイツ教団の前身はトゥレ協会で、金持ちの実業家と貴族が多く参加していた。ナチスを支えたのはこの裕福な援助者たちだったといわれています)の「伝説」──『トゥレ伝説』。ユートピア的な文明を持った超越的存在だったアリーア人の国は、より低い種族=ユダヤ人と交わることで堕落し、85万年前大洪水で流し去られた──』
これは「オカルト」と一蹴させようとしたものではありません。
ロスチャイルドがイスラエルを作るために(シオニズムのために)、ヒットラー=ナチスにユダヤ人迫害を行わせた、というものに対する反論の一つでもあります。
ユダヤ人らに対するヒットラー=ナチスの態度は、ヒットラー=ナチスのオリジナルであり、人から(ロスチャイルドらから)授かったものではないということなのです。
トゥレ協会は秘密結社ですが、そのトゥレ協会が発行する雑誌を、売れない絵描き時代のアドルフ・ヒットラーは読んでいました。その時代に既にトゥレ協会に、ロスチャイルドがヒットラーがのちの総統になることも見通し、手をのばしていた、というのであれば話は別です。
僕の「保留」は、ロスチャイルドが「ホロコースト」の黒幕である疑いも持つ、ということではありません。それ相応の、納得できるものが出てくれば僕も考えます、という意味での「保留」です。
「ホロコースト」は机上の学問体系ではありません。現実の大虐殺です。あるいは大虐殺であったとされているものです。そのようなものの黒幕を安易に特定したり(しかもこの場合、被害者側が黒幕ということになります)、疑ったりはしないほうがよいというのが僕の意見です。疑うのは疑うなりの材料がちゃんと出てきてから、というのが僕のスタンスです。そして今のところ、そのような材料は提示されていないというのが僕の見解です。