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(回答先: 【アルゼンチン軍政時代の話】「反体制派を生きたまま海へ」告白、スペインで裁判開始【朝日】 投稿者 転載バカボン 日時 2005 年 2 月 16 日 04:54:25)
裁判はずっと前に始まっています。米欧支配者にとってはトカゲの尻尾切りでしょう。
こちらでももちろん新聞やテレビでこの裁判の様子がときおり報道されますが、別にこの裁判は今始まったことではなく、2003年から行われており、2003年12月には懲役6626年の求刑が出されています。現在のはその上告審です。
しかしそれにしてももうすでに2週間以上前から裁判が開始されており、ハンストでやつれ果てたシリンゴを被告席に座らせて無理やりに身体を起こさせてしゃべらそうとしている様子がテレビニュースで見られます。(ま、身から出たサビだが。)
今頃になって朝日新聞が「裁判開始」などという記事を書くのは、よっぽど書くことが無かったのか、NHKとの喧嘩でうっかり書き忘れて今頃載せているのか、でしょう。徹底した無残な左翼弾圧を実行したチリやアルゼンチンの軍事独裁政権を裁く裁判を載せることで、「左翼新聞」の面目を保とう、ということかな。
ただ、現在チリで裁判にかけられているピノチェットでも、アルゼンチンで拘束されているビデラでもそうですが、その黒幕である本当の極悪人ども、キッシンジャー、サッチャー、そしてオプス・デイは絶対に裁かれません。用の無くなったヤツには犯罪者として消えてもらう、これが米欧支配者の常套手段です。いい加減ボケのまわったピノチェットの頭では、自分の本当のご主人様を告発するだけの知恵は回らないでしょう。朝日新聞もこの黒幕を徹底的に暴くシリーズでも作ってくれたら、まだ見所あるのでしょうが、まあ考えるだけ無駄か。