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シーア派連合が第一党、単独過半数に…イラク議会選
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050213i107.htm
【カイロ=緒方賢一】1月30日に投票が行われた
イラク暫定国民議会(定数275)選挙で、
独立選挙管理委員会は13日、最終開票結果を発表した。
それによると、イスラム教シーア派の宗教政党連合「統一イラク同盟」が
得票率48%で第一党となった。
比例代表議席配分により、単独過半数となる140議席を獲得する見込み。
国民議会によって暫定政府にかわり樹立される移行政府は、
アラブ諸国で初のシーア派主導政権となることが確実になった。
登録有権者数は約1466万人、投票総数は約855万票、投票率は約58%だった。
北部の少数民族クルド人(人口比約2割)の
政党連合「クルド同盟」が得票率25%で2位。
アラウィ首相率いるシーア派の世俗勢力「イラク・リスト」は同14%で3位だった。