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(回答先: 《汚れた獣》の目覚め(仏『レゾーヴォルテール』より) 投稿者 さすれば 日時 2005 年 2 月 01 日 17:29:26)
二〇〇五年一月二十日、ブッシュ大統領第二期就任式当日のロイター配信の写真は、ブッシュの悪魔の角のサイン。その意味するもの(M・ホフマン)。
更新 平成17年01月23日08時57分
【無断転載厳禁】
太田龍の時事寸評
平成十七年(二〇〇五年)一月二十二日(土)
(第一千百九十七回)
○マイケル・ホフマンのニューズレター、二〇〇五年一月二十一日。
revisionisthistory.org
○ここで、M・ホフマンは、二〇〇五年一月二十日、ブッシュ米大統領
二期就任式の際に、ロイターによって報道された、ブッシュの写真を
問題として居る。
○このロイター配信の写真は、ブッシュの右手の指の或る種のサインを示す。
○これが、日本のマスコミ上に紹介されたとは聞いて居ない。
○この右手の指のかたちは、
「悪魔の弟子――悪魔の二本の角(devil's horns)」として、太古以来
はなはだ有名である。
○M・ホフマン曰く。
「このような、厚顔しい(ブッシュ)大統領のサタニズムは、体制側が、
今や状況は熟して来たので折に触れて、公然と、自分たちの本当の性格
を象徴的に明示すべき時なのだ、と判断するに至った、ということを示
して居る。」
○「このような(これまで秘密にされて来たことの)開示は、プログラミン
グが加速されるにつれて、このあとに続く時期、更に増加するであろう。」
と。
○M・ホフマンは、アーサー・C・クラークの
「子供時代の終り(邦題は、幼年期の終り)」を読め、と言う。
○この件については、M・ホフマンは「秘密結社の心理戦争」の二〇〇一年
増補第三版で、かなり詳しく述べて居る。
○なほ、前出ホフマンの古典的名著の邦訳本(『フリーメーソンの操心術』、
青弓社)は、原著第二版を底本として居り、二〇〇一年増補版の邦訳は、
存在しない。
○「サタンの支配(又は統治)は、公式に開始された―イエス・キリストの
名の下で」、
○と、M・ホフマンは言う。
○M・ホフマンの評価は全く正しい。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgi
タロットの解説 〔ウェイト版より The Rider Waite Talot Deck〕
悪魔が台座の上に座り、人間を鎖で繋ぎ止めています。悪魔にはコウモリの翼と角が生えています。
悪魔の額にはペンタグラムが逆さに描いてあり、手にはトーチを逆さに持っています。鎖に繋がれている人間は男女とも頭に角が生えており、尻尾があります。足はひづめになりかかってますが、二人とも悪魔を恐がっているようには見えません。
悪魔とはサタンのことです。古代ペルシアではアーリマン(Ahriman)、ユダヤ教やキリスト教ではサタン(Satan)と呼ばれます。ルシファー(Lucifer)はサタンの別名です。ユダヤ教の天使の名には、みな最後に「エル」がつきます。ミカエル、ガブリエル等がその例です。ユダヤの伝承によると、サタンは昔「サタナエル」と呼ばれていたのですが、彼が悪魔達の長になったので、天使の印である「エル」を名前から外されたと伝えています。サタンは、光に対抗する闇の力や、善に対抗する悪の原理の化身です。サタンは昔、最高の位に位置する熾天使でした。弟のキリスト(アフラ=マズダー)よりも偉大な光の天使だったのです。
しかし、彼は自分の能力におぼれ、天使達に、主ではなく自分を讃え、自分の命令に従うよう要求したのです。善の天使達はサタンの傲慢さに同意しませんでしたが、約三分の一の天使が彼に従いました。この時、逆に闇の生き物達の三分の一が光の側につきました。主はサタンの傲慢さを許さず、サタンを光の国から追放したのです。この時から、光と闇の対立が生まれました。ウェイト版にあるように、悪魔が角とひづめのある半人半獣のパフォメット像として描かれるようになったのは、中世以降のことです。
パフォメットの背景は黒く塗りつぶされています。これは闇を象徴しています。角は翼と同じく、心霊的な力の象徴です。翼が上昇する力を象徴するのに対し、角は下降する力を象徴します。一般に、半人半獣の生き物は、人間的な精神と獣的な無意識の力が混じり合っている状態を象徴します。半身が動物の場合には、あまり良い意味にはなりません。人間的な能力が、野獣的欲望に支配されている状態を表すからです。パフォメット像はその典型です。額に描かれているペンタグラムが逆さなのは「法王」の説く正しい教えに対抗する闇の教えを象徴します。同様に逆さに持ったトーチは、光の神ミトラへの対抗を意味しています。サタンは人間を鎖で繋ぎ止めています。この鎖は闇の力の象徴です。
サタンは人間の弱みや欲望につけこんで、様々な取引を申し出ます。サタンの部下の悪魔達は、麻薬のように人間の知性を麻痺させ、真実に気付かせないようにします。そして、真実の人生を生きようとする勇気を萎えさせ、自分を偽り、他人を騙すことを教えます。アルカナに描かれている男女は、サタンの罠に落ちたのです。その証拠に角と尻尾が生えているではありませんか。彼らは、サタンから角と尻尾をもらった代わりに、自分達をサタンの台座に鎖で繋ぎ止めてしまったのです。
■ 正位置と逆位置 〔ウェイト版より The Rider Waite Talot Deck〕 このアルカナのテーマは邪な欲望です。このアルカナは、欲望によって理性が曇らされている状態を象徴しています。正位置、逆位置ともほとんど意味が変わらず、どちらも良くない意味を表します。ただし逆位置は逆境の終わりの暗示を含みます。
●正位置のキーワード 暴力、誘惑、破壊、拘束、追従、堕落、没落、悪い動機、邪な心、依頼心、悪魔の誘惑 ●逆位置のキーワード 重労働、オカルト、心霊学、迷信、腐れ縁を断ち切る、こだわりを捨てる、悪意、恨み、臆病、 盲目的で愚かな行為、依頼心
■ 光と闇の神話 〔古代ペルシア神話より〕 闘いの合間、サタンは闇の世界の奥にある宮殿でくつろいでいた。彼はパフォメットの姿ではなく、十二枚の翼を持つ、光輝く熾天使の姿に戻っていた。彼の周りには、ベルゼブブやベリアルをはじめとする悪魔の軍団の将軍達や、無数の闇の天使達が悪魔達と共に集まっていた。
彼らは、コスモスの中に闇の軍団を侵入させる作戦を話し合っていた。 悪魔の長サタンは、天使が若者に生命の水を飲ませているのを、この宮殿の広間から魔法の鏡を使って観察していた。サタンはこのまま放っておくと、若者の魂が光の国へ昇って行ってしまうことに気がついた。サタンは「あの魂を我が物としたい」と言った。サタンには光のかけらを、一かけらでも手放す気はなかった。全てを闇の物質の中に閉じ込めておくつもりであった。
光のかけらを取り戻すために、主が遣わした天軍とその指揮者コスモクラトールのことが、サタンの脳裏をよぎった。すると激しい怒りが込み上げてきた。「コスモクラトールだと。英知、栄光、力、名の全てにおいて主よりも偉大な、このわしの恐ろしさを思い知らせてやる。」サタンの心は、この瞬間、輝かしい栄光の日々を回想していた。 輝く光の雲の上の宮殿の中で、サタンは全ての天使達の指導者として、光輝いていた。
サタンの十二枚の翼は、宝石のようにまばゆい光芒を放ち、その姿は完全さを誇っていた。この時、サタンは得意の絶頂にあった。「宇宙の全ての喜びは私の中に記されている。栄光の歓喜の中にある私の華麗なきらめきは、なんと素晴らしいのだろう。」「さあ、全ての天使達よ、私の方を向け。私はお前達にあらためて命じる。お前達の真の主君に向かって膝をつけ。」 善の天使達は拒んだが、一部の天使達はサタンの足元にひれ伏した。ベルゼブブ、ベリアル、アスタロト、ベリトらは、サタンを指導者として歓迎して言った。
「あなたは私達の隊長になるだろう」と。サタンが答えて言った、「あの方が来ようと、私はここを去らず、あの方の目の前で、この玉座に座っていよう。」 天使達の表情が凍りつき、静寂がおとずれた。その瞬間、稲妻がサタンを打ちすえた……。 ここで、サタンは回想から引き戻された。魔法の鏡を見ていたベルゼブブとベリアルがサタンに呼びかけたからであった。「私達が悪魔の一隊を率いて、あの魂を奪ってまいりましょう。」サタンは大いに喜んで言った。「よろしい。捕まえてきて、あの魂を闇の牢獄の中に繋いでしまえ。」
http://www.asahi-net.or.jp/~xw8t-ymsk/Tarot/15-devil.html