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(回答先: Guardianはずいぶんオプス・デイ追求に熱心なようですが、『神話』に乗っては本当の研究と批判はできない 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 1 月 29 日 00:08:06)
オプスデイに関する深い研究と情報提供にはいつもながら頭が下がりますが、以下の点だけコメントしたいと思います。
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The Guardianのような影響力のある報道機関が早くこの点に気付いてくれればよいが、と思っています。そうしないと、英国はあと50年以内に易々とカトリック勢力の意のままになる国になるでしょう
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まずGuardianは世界中で労働党を支援する進歩的な左翼新聞という印象をもたれていますが、ブレアのNew Labor = British Neo Conservative の登場で実は中身は全く変わって、実はダビデの星の系列新聞と見た方が無難です。Guardianにコラムを持っている常連デビッド・アーロノビッチやはジョナサン・フリードランドなどは、筋金入りのシオニストとして知られています。本来左翼新聞だったはずのGuardianで、シオニストのジャーナリストが常連となっている状況は、「ホロコーストの嘘」で右翼と左翼が逆転している状況とよく似ています。旧来の左翼・右翼の類別はもはや無益になっている観があります。Guardianは左翼なのでなく単に労働党のシンパ新聞なので、労働党がネオコンのようになればそのような論調になってしまうのです。イラク侵略への反対についてもIndependentに比べて気合いが入っていませんでした。
アーロノビッチなどはイラク侵略前にBBCで、ユダヤ人を敵視することの誤りを指摘するドキュメンタリー番組まで作った実績があります。その中であるアラブ人の少女が、「ルパート・マードックをはじめとしてユダヤ人がメディアを独占している。アンフェアだ。」といったところ、「マードックはスコットランド系の名前であって彼はユダヤ人ではない。だから反ユダヤ主義は偏見だというのだ」で片づけてしまったのを見てあきれたことがあります。有名なジャーナリストであるアーロノビッチがマードックの母親がユダヤ人であって、定義から言えばマードックが100%純正のユダヤ人であることくらい、知らないはずがありません。このように「嘘でも何でもその場の論争で相手を言いくるめた方がが勝ち」がユダヤ人の悪い意味での特徴になっているきらいがあります。いずれにしろGuardianはもはや隠れネオコンメディアを見た方が無難で、オプスデイの絡みでも真相をむしろ隠蔽することを目的としているのかもしれません。
もうひとつカトリック教会の影響力ですが、なんと言っても英国では宗派を問わずキリスト教は最早風前の灯火の趣があります。この30年間の信者数の激減(日曜日に教会に行く人口は9%を切っている。1950年代は40%を超えていたという統計がある)で教会は軒並みアパートに改築されたり、公民館に鞍替えしたりしています。ロンドンなどではヒンズー教の寺院になってしまった教会もあります。カトリック教会の凋落は特にシビアなものがあり、修道院なども閉鎖は相次いでいます。このトレンドの中でカトリックが大きな権力を持つようになるとはとても思えないのですが。