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戦争は人類の最大の悪行・愚行であり、戦争による最大の被害者は常に女性子供を含む一般国民大衆である。「国家は戦争をする為に存在するのではなく、国民の平和と繁栄を担保する為に存在するものである。」この命題を吾人は肝に銘ずるべし。戦争は、人間同士の殺し合いに他ならず、命の取り合いとなれば、戦場における兵士の人間性は麻痺するのが当然である。
よって、あれだけ軍規が厳正であった日本の軍隊であっても、且つ、当時絶大な権力を持っていた憲兵の力をもってしても、南京大虐殺は防げなかったものと思われる。当時の中国軍は、民間人の服装をして武器を隠し持った、多数の、いわゆる便衣隊を南京に残置して退却したため、便衣隊と民間人と識別ができなかったのが、虐殺の引き金になったことも事実である。
米軍の広島・長崎への原爆投下も、20世紀史上に残る大虐殺である。第二次世界大戦開始後、ヒトラー(1889〜1945)の指示によりナチス・ドイツが実施した、アウシュヴィッツ収容所その他での数百万のユダヤ人大虐殺も亦然り。戦争に善悪などはない。戦争・他国への侵略そのものが人類の最大の悪行・愚行であることに21世紀の人類は目覚めなければならない。勝てば官軍負ければ賊軍であることは歴史の示すところである。
付言すると、太平洋戦争で特攻機が米国艦隊に突入していた時期に、日本が米国より先に原爆を作っていたら直ちに日本軍が米軍に対して原爆を使用していたことは間違いない。戦争の狂気は人間の理性をも麻痺させるものである
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