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自衛隊の海外派遣、災害支援ならを「容認」 共産委員長
共産党の志位委員長は18日、朝日ニュースターの番組で、スマトラ沖大地震の被災者支援のための国際緊急援助隊派遣法に基づく自衛隊派遣について「自然災害の純粋な人道支援のため自衛隊が(海外へ)出ることに反対する考えはない」と述べ、容認する考えを示した。
国連平和維持活動(PKO)やイラク特措法に基づく自衛隊の海外派遣について、同党は「海外での武力行使を禁じた憲法を蹂躙(じゅうりん)する」と反対している。国際緊急援助隊への自衛隊参加を可能にした92年の国際緊急援助隊派遣法改正の採決の際も「武器を使用する治安活動が含まれる恐れがある」(幹部)と反対した。
志位氏の今回の容認発言には、昨年1月の綱領改定で当面の自衛隊存続を認めた「現実・柔軟路線」を進める狙いもありそうだ。 (01/18 23:03)
http://www.asahi.com/politics/update/0118/011.html