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(回答先: 安倍幹事長代理、NHK番組への圧力疑惑を改めて否定 (読売新聞) 投稿者 彗星 日時 2005 年 1 月 16 日 20:57:46)
サンデープロジェクトにも安倍が登場し、同様のことを述べていた。
ここでは、田原が提示した重要なポイントを紹介しておく。
ただ、録画はしていなかったので、誤りがあるかも知れない。
いずれ、誰かが採録を試みるかも知れないし、誤りがあれば指摘していただきたい。
田原は、番組の編集のやり直しは二回あったと言う。
一度目は、内容の著しい偏りに対しての編集改訂。
これを、オリジナル版に対して、第一次編集版としよう。
安倍が主張する著しい偏りをもった番組内容というのは、オリジナル版である。
これに対して、右寄りの意見を付け加え、天皇の戦争責任に関する部分を削除したのが、第一次編集版だ。
この段階で、放送前日に、NHKは安倍に会いに行った。
田原が問題視したのは、安倍に会ったあと、緊急でさらに編集作業が行われたことだ。
この段階で削除作業が行われ、最終的に数分短縮した、第二次編集版ができ、それが放映された。
改訂は二度にわたって行われ、しかも、二回目は、放送前日、安倍に面会してから行われた。
このことについて、安倍は「番組を変えろとかやめろとか言ったのではなく、『公平中立に番組を作ってください』と申し上げただけだ」と繰り返し述べた。
ここからは小生のまったく勝手な想像だが、だいたいの流れは見えてきたような気がする。
常識的に考えれば、編集のやり直しの経緯は次のようなものではなかったか。
オリジナル版をチェックしたNHK某上層部は、このまま放映すると政府与党、反対勢力から大きな非難が起こると判断した。
第一次編集版ができ上がり、それでも心配なNHK某上層部は、最終確認(民間のクライアントチェックに似たようなもの)のために、安倍某に番組の改訂内容を詳しく紹介し、反応を見た。
安倍某は、周囲(直接は中川某だろう)からオリジナル版の内容について情報を得ていて、見てはいないが(そんな時間はないだろう)、それなりに詳しく知っていた。
改訂内容についても少なからず不満を抱いた安倍は、「公平中立に番組を作ってください」以上のことを、NHK某上層部に言ったはずだ。クライアントチェックで、もう少しタイトルを目立たせてとか、明るめに、といった内容だろう。
安倍某の真意を忖度したNHK某上層部は、放映日前日、必死の作業を行った。
このシナリオで糾弾されるべきは、NHK某上層部の政府与党に隷属する意識、姿勢だ。
そして、同様に糾弾されなければいけないのは、放映前に番組に対して検閲まがいのことをして、何ら恥じていない安倍某だ。
事実関係の究明とともに、NHKの姿勢と安倍の責任を徹底追及しなければならない。