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02/03 10:53 市民平静、国王支持の声も ネパール首都
【カトマンズ3日共同】ギャネンドラ国王が一日に内閣を解任、
非常事態を宣言したネパールは三日、航空機の国際線の発着が一部
再開されたものの、電話回線の不通は三日目に入った。しかし首都
カトマンズの市民は比較的平静で、大きな混乱は起きていない。
市民の間では国王の行動を支持する声も多く聞かれ、旅行会社勤
務の男性(25)は「政治家は汚職ばかりで国民のことは何も考え
ていない。みんな国王に期待している」と指摘。政府が反政府武装
組織ネパール共産党毛沢東主義派によるテロに有効な対策を取って
こなかったことを非難した。
国王側は二日、毛派に和平交渉の再開を呼び掛けたが、交渉実現
の見通しは立っていない。
一方、ネパール会議派など政党関係者は国王の強権発動に反発を
強めている。報道によると、多くの政党関係者が自宅軟禁、または
拘束されたが「地下に潜った人も多い」(会議派)。今後、反国王
活動を活発化させる可能性も大きい。
隣国インドは国王の行動を強く非難。シン首相は南アジア地域協
力連合(SAARC)首脳会議への参加を拒否し、外務省当局者も
二日、ネパール滞在中の多くのインド人が足止めに遭ったことに不
快感を示した。
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[2005-02-03-10:53]