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02/02 16:05 南アジア首脳会議延期も 印、ネパール政変を批判
【ニューデリー2日共同】ギャネンドラ国王が内閣を解散し、非
常事態を宣言したネパールの政変について、地域大国のインドなど
が国王の強権発動を批判、六―七日にバングラデシュの首都ダッカ
で予定される南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議が延期
される可能性も出てきた。
インドはネパール政変について「民主主義の後退で重大な懸念要
因」(同国外務省声明)と表明。PTI通信などはバングラデシュ
外務省当局者の話として、国王は首脳会議に出席する見通しだと伝
えたものの、本当に出席できるかどうか予断を許さない。
SAARC首脳会議は一月に予定されていたが、インドとスリラ
ンカ、モルディブがスマトラ沖地震の津波被害を受けたため延期さ
れた。同会議はインドやパキスタンなど加盟七カ国すべてが参加し
ないと開催されないことになっている。
一方、ネパールの首都カトマンズでは、市民が食料や燃料を買い
だめするため、商店に長い列をつくるなど混乱が起きている。カト
マンズ行きの国際線もキャンセルが相次いだ。
AP通信はネパール情勢について「混乱している。何が起きてい
るのか分からない」との公務員の話を伝えた。電話回線の不通も続
き、カトマンズでは軍部隊が中心部の警備に当たっている。
ギャネンドラ国王は二日、国営テレビなどを通じ、十人から成る
新内閣を発表した。
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[2005-02-02-16:05]