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(回答先: 阪神淡路大震災と「アスベスト」 (神戸市民大量死!?) 投稿者 ひとごとじゃない 日時 2005 年 8 月 30 日 10:53:23)
震災の朝、トミーぶったまげては官邸でしょんべんもらしてただけ。
阪神大震災で家屋倒壊・半壊の集中して発生した地域はいわゆるダウンタウンである。火災もダウンタウンであ発生している。石綿だから不燃だ。季節は真冬で乾燥していたので、まだ医学的に解明されたわけではないけど、空中に飛散し浮遊したアスベストのダストは相当な量であったと思う。
家屋の住人は、避難所から身内の捜索に何日も通いつめた。数日は風呂にも入れぬまま埃まみれの身体を、せめてもの思い出を探そうとして瓦礫をひとつひとつ取り除けて、たとえば蒸し器の網や、人形や、運よくば家族のそろったアルバムを発見しては涙していた。通りすがりであっても、足をとめて慰めの言葉をかけてやったが、人々は、「涙なんて泣きつくして枯れてしまった」と言った。
みなアスベストを吸引したに違いない。
家族を失い、さらに追い討ちをかけるようにアスベストがついてまわる。
全・半壊した家屋の片付けは神戸市の郊外に数箇所指定され、連日ダンプカーでピストン輸送された。したがって廃棄物処理場周辺もアスベストを被曝している。
全国から神戸に支援にかけつけてくれた。ボランティアの人々さえ疑わしい。
警官も万単位で動員されたが、交通整理に立たされていた彼らも同じ懸念がもたれる。
自衛隊も復旧作業に動員された。
神戸市民が百万人、なんらかなりに被曝したことだろう。周辺の芦屋、明石、西宮、尼崎、そして豊中くんだりまで、被爆者は大量の数に登るのではないか。対岸の淡路島を見れば、連日もうもうと解体のほこりが舞い上がっていた。
なにが郵政民営化だ。なにがイラク派兵だ。民営化でゼニはアメリカにくれてやるだけ、イラク派兵は復興支援じゃない、侵略の橋頭堡でしかない。
市民一人ひとり追跡調査して、X線検査を実施して、ていねいにていねいに、住民の健康と生活の保障を第一義に手掛けるべきである。
重い腰をいつあげるのか。悲痛な住民の声に対してはのらりくらり。
建築業界のウエイトの大きい「経団連」がポチ支援とあれば、当然人々の声を聞くはずはない。怨念は次第に肥大化してゆく。アスベスト被害は国中に蔓延する。みてろよ、ポチ公。