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アメリカでは進化論かID(名なしの神様の知的デザイン)論かで議論になっていますが、
なんと、日本では、進化論そのものも高校生の10%以下しか学んでいないとのことです。
http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/SESJ2004/10-3.pdf
中学・高校でどのように進化のしくみを教えるか?
企画担当者:嶋田正和(東大・総合文化・広域システム)
新学習指導要領の下で、中学・高校で進化を教えるには、難しい問題が山積している。
(1) 中学理科から遺伝と進化の記述が削除され、 これが高校の理科総合B に
移った。そこでの進化は地質年代史が中心である。
(2) 高校では、生物 I で進化に触れる記述はいっさい認められず、 すべて生物
II にまとめられた。
そのため、生物 II を履修しない限り(現実の履修率は10% 以下)、高校生が「進化
のしくみ」について授業で教わる機会はないといえる。アンモナイトや恐竜の栄枯
盛衰だけを眺めても、進化のしくみは理解できない。実は、限られた時間数の中で「進
化のしくみ」を教えるのはさほど難しくない。 重要なのは、遺伝をベースに進化の
しくみを理解することである。