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出鱈目っすな。
http://www.asyura2.com/0502/social1/msg/549.html
投稿者 デラシネ 日時 2005 年 7 月 18 日 10:24:15: uiUTTMWMO8Vq6

(回答先: 「自分嫌い」な子供たち 中学生の半数以上 心の意識調査 「疲れる」7割、「キレるかも」5割 【産経新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 18 日 07:26:59)

>子供が自己肯定感をはぐくむうえで
>(1)将来への夢や目標、希望をもてるか
>(2)自分の長所への自覚があるか
>(3)自分の存在が他人のために役立っていること−
>の三つが大きな要素となると分析している。

この研究所がどうしてこういった出鱈目分析を発表したかは想像できますが、子供が「自己肯定感」を育めるようになるかについては、「愛されて」育ったか否かによるんですよ。
「僕は私は、このままでいいんだ」「祝福されて生まれてきたんだ」という土壌がなかったら、「自己肯定」などという萌芽はおこりません。

わが子を虐待する親ってのは特殊な親だという認識が一般的でしょうが、とんでもない話です。
ありゃ程度問題なだけで、多かれ少なかれ、親は子供に害をなす。

少し前に雑談板に、「外的コントロール」について書きましたが、あれは“世襲”ですね。
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/1088.html
“外的コントロール”を受けて育った子供らは、長じて同じように“外的コントロール”をもって他人を生活を、そして自分自身をも操作しようとする。
そして、「思うとおりにならない」ストレスを溜め込み、人生に多くの軋轢を呼び込む。

子供らが何に疲れているのかってのは、「自己欺瞞」に疲れているんですよ。
もちろん彼らに「自分を欺いて生きろ」と教えたのは、第一に親です。
自分を欺いて生きている親が、その子供らの生を「肯定してあげる」ことなど、できゃしない。
もちろん親も、そのまた親による犠牲者なんですが・・。

我々は「外的コントロール」によって、「生活の為に人生を生きる」という洗脳を受けて大人になるが、子供たちはまだ白紙のまま。
そして彼らが「生きる意味」を問えるのは親だけなのに、その親は欺瞞を語り、「お前はお前の生を否定して生きろ」と教える。

「生きる意味」を子供に示してあげられる親が、どのくらいいるか。
自己を欺かずに生きることって、そんなに難しいことなんだろうか。

親が自戒する以外、救いはありませんね。

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