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(回答先: 貴−若、確執の原点は95年V決定戦(日刊スポーツ) 投稿者 シジミ 日時 2005 年 6 月 17 日 20:27:23)
貴、八百長疑惑告白…兄弟V決定戦が軋轢の原点 (夕刊フジ) 2005/6/17
二子山親方の死去をきっかけに、花田勝氏(34)との確執が深刻化している貴乃花親方(32)が生出演したテレビで、平成7年九州場所の兄弟対決が“八百長”だったことを示唆した。これまでも週刊誌などで取りざたされた八百長疑惑。日本相撲協会は「もちろんありえない」と全否定だが、名横綱だった一代年寄りの発言だけに衝撃は大きい。発言は協会やネット上をかけめぐり、波紋を広げている。兄弟の怨念は、角界を大きく揺さぶる問題にまで発展しそうな気配だ。
確執問題で沈黙を守る勝氏とは違い、積極的にマスコミで主張を繰り返している貴乃花親方は、16日も朝から各テレビ局の生放送をはしご。あの手この手で、本音を探る質問が続くなか、テレビ朝日の「スーパーモーニング」(午前8時〜)で、問題の暴露発言が飛び出した。
コメンテーターとして出演していた漫画家のやくみつる氏が、7年九州場所の優勝決定戦(初の兄弟対決)について、「1点だけ確認したい」と問いかけた。
「(兄弟の)軋轢の原点は、傍目に見てもちょっと力の入っていない一番に見えたが、あそこだったのか」
すると、貴乃花親方は「それは間違いじゃないですね」と明言。スタジオ内が一瞬絶句したのち、他の出演者が「(勝氏や協会と)相撲観の差を決定するに至ったのか」と確認しても「そうですね。私の至らなさだと思っています」と答えたのだ。
問題となった取り組みは、平成7年11月26日の九州場所の千秋楽での一番。当時すでに横綱に上り詰めていた貴乃花(親方)と、大関だった若乃花(勝氏)が12勝3敗の首位で並び、優勝決定戦に持ち込まれた。
優勝を賭けた史上初の「兄弟対決」は、文字通り日本中が見守った大一番となり、NHK視聴率も58%という驚異の数字に上ったが、勝負はあっけないものだった。
4連覇がかかっていた貴乃花。右四つに組んだが上手を引くこともないまま、若乃花の寄りに崩れ落ち、アッサリと決着。気迫ある取り口の貴乃花らしさがまったく見られなかった。
勝った若乃花は2度目の優勝となり、その結果で横綱昇進も決まり、兄弟横綱が誕生。、空前の“若貴ブーム”が訪れるターニングポイントとなる一番となった。
相撲協会幹部として二子山親方も若乃花をもり立てざるをえない状況での一番だっただけに、これまでも「貴乃花が負けを強要された八百長の一番」として、週刊誌などで“公然の秘密”になっていた。
一部週刊誌によると、決定戦の前夜、二子山親方が宿舎の貴乃花親方の自室を訪ね、「光司(貴乃花)、明日は分かっているだろうな」と、暗に優勝を譲ることを求めたとされる。
また、勝負を終えた3人の言葉も際立っていた。二子山親方が「心臓が止まりそうでした」と親方としての公平な立場を演出する一方で、若乃花は「複雑です」、貴乃花は「親としては、長男のほうが先に思い浮かぶんじゃないですか」と意味深長な発言を残した。
そんな周知の背景を踏まえた上で、貴乃花親方はあの一番について、「相撲観の違い」を認識したと言及したのだった。
衝撃発言を引き出し、八百長を確信したやく氏も収録後、「一代年寄りも襲名した立派な元横綱の発言だけに、これまでの週刊誌などで書かれてきたレベルではない」と驚く。
やく氏は「八百長を認めることで、今後そんな風習のない新しい相撲界をつくる、という貴乃花の決意を感じた。長期的な改革になるだろうが、長生きしてでも見たい」と話す。
今は元横綱兄弟の根深い“下世話”な争いに包まれている相撲界だが、貴乃花親方の発言をきっかけに今後、八百長をめぐり大騒動になる可能性も出ている。
zakzak版 http://www.zakzak.co.jp/top/2005_06/t2005061725.html
infoseek版 http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/sumo.html?d=17fuji56634&cat=7&typ=t