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(回答先: そうでしょうか? 投稿者 考察者K 日時 2005 年 5 月 23 日 21:19:03)
考察者Kさん、丁寧なレス、ありがとうございます。
> 最近の世の中の流れのおかしさは「人権問題」とか「差別問題」の前に「問題提起することもできない」という面があるのだろうとKは考えています。
> 勿論、そう言った物を無視するのは論外でしょうが、そこに依存して思考停止してしまったら、取り返しの付かない見落としをする可能性があると思います。
> 理解できない可能性が高いでしょうが、理解する気がないならば、Kの負けで良いです。
私は、考察者Kさんに勝ちたくてレスしている訳ではありません。
また、「言葉狩り」を趣味にして、「思考停止」したい訳でもありません。
しかし、小泉氏が初めて首相になる時の、「90%を超えた圧倒的な支持率」という報道には、始めから統計操作のイカガワシサを感じていました。
現在の、「50%を超す支持率」という報道にも、疑念を持っています。作られた報道ではないかと。
江戸時代以来の大勢順応型思考に慣らされた日本人を操るには、「先ず、実際よりも大幅に高い支持率をマスコミで吹聴し、次に、宗教団体等を使って強引な選挙動員をかける」というパターンが定着しているように思います。
作られた「小泉人気」を疑いもせず、ご自分の近辺で見かけた女性達の特性を女性の普遍的特質と勘違いして、安易に、女性一般の投票行動が日本社会を悪化させていると思い込むようでは、それこそ「思考停止」状態に近づいていると言えるでしょう。
身の回りに敵を見つけて、妙な納得をするのは、怠慢すぎはしませんか?
> 多くの女性が有する特性が「政治に不向き」であるとして、そこが政治を歪めている面があるとすれば「そこを、考えなければならないかもしれない」という問題提起は間違っているとは思いません。
> それが「問題提起の時点で間違っている」と言うのでしたら「女性蔑視という事でない理論展開が必要でしょう。」
「政治的無関心層の増大→ファシズムによる政権掌握」という図式は、多くの国民が歴史の教科書で習得させられた、ワイマール憲法下のドイツに関する知識ではあります。
しかし、ワイマール憲法下のドイツに限らず、ここ日本でも、政治的無関心層の増大は、ファシスト支配層によって意図的に作り出された結果であって、ファシズム跋扈の原因ではありません。
従って、『多くの女性が有する特性が「政治に不向き」である』ために、そこが政治を歪めている面があるとする考察者Kさんの新説は、事実認識にミスがあるとしか思えません。
しかも、『多くの女性が有する特性が「政治に不向き」である』という認識には、女性による参政権の行使を否定する危険があります。
一方、支配層による洗脳の結果は、男女を問わず見受けられるものです。
現に、「さすれば」さんや考察者Kさんが、「小泉人気」の原因と結果を見誤るように洗脳されていることでも、洗脳の広範な普及を立証できると言うものです。