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(回答先: 延命治療は医療費の無駄遣いなのか。 投稿者 石・意志・医師 日時 2005 年 5 月 18 日 21:41:59)
助かる見込みがない(特に老齢の)家族が居て、医者に「延命治療をしますか?(または、打ち切りますか?」と問われたら、「(幾ら、お金がかかっても)お願いします」と言わない人は少ないと思います。大部分は建前で、そうとしか言えないのが実情だと思います。うかつに本音を語ったら、村八分になりかねないと言う恐怖感がある。
しかし本音では「早く終わって呉れると助かるがな」と考える人が、恐らく多数派だと思います。(老人に限らず)寝たきりの患者の面倒を見るのは本当に大変です。金銭的問題以外にも、寝たきり(または、それに近い)患者が生きている限りは、家族にとって「自分の時間」は無いのと同然です。本当に、それに生き甲斐を感じられる人は、そんなに多くないと考える私は、例外的な人でなしなのでしょうか?
私の父は肺結核で62歳で亡くなりましたが、長年看病して居た母は(申し訳ないが)父が死んでからは、見違えるように元気になりました。
その後も周囲で、「夫が亡くなって、見違えるように元気になる未亡人」を少なからず目にしました。
私もそろそろ喜寿を迎え、今は元気で色々な道楽も出来るので死にたくはないのですが、「何かあって家族の負担になるようになったら、さっさと死にたいね」と、夫婦で言い合って居ます。
NOVO