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(回答先: 延命治療は医療費の無駄遣いなのか。 投稿者 石・意志・医師 日時 2005 年 5 月 18 日 21:41:59)
＞石、意思、医師様
大変興味深く読ませて頂いております。
私の父は、４年前、地域で唯一の総合病院にて、３ヶ月入院後、２週間延命で、私の腕に抱かれながら「逝っていいよ」と言う俺の言葉を聞きながら（聞こえてないかもしれませんが）、亡くなりました。
母や姉と違い、私は男同士と言うのもあったのでしょうが、延命の父を見ている方が辛かったと思います。
２週間と言うのは、ある意味で、突然ほど短時間じゃなく、家族が疲れ果てるほどの期間でもなく「オヤジ！偉い！」が心境でした。
地方の病院なので、医師の給料も安く、入院患者は結構個人的にお金を医師に渡していたそうで、母ら「知らなかった。お父さんはお金を払わなかったから死んじゃったのかな？」と今でも泣き言を言います（遅かれ早かれの状態だったと私は思ってますが）。
悔やむのは、自宅で逝かせてあげたかった、ですが、人が自宅で亡くなると、その家は田舎では安くなるそうです。
ただ、あの時使っていた延命機器の費用はぜんぜん考えていませんでした。
あの時医師に、「何百万でも払うから、何でも使ってくれ！」と言ってたのですが、１千万レベルだとしたら、そんな悠長な事は言えなかったと思いました。
米国の友人が言うには、日本のような医療行政がないぶん、米国じゃ金があるかどうかが、生死の分れ目にもなるそうですね？
心臓バイパスで助かるにも、数千万出せる方だけだと言ってました（幸、不運もあるようでしたが）。
ところで教えて頂きたいのですが、一般的な治療の１件当りの単価も、２０年前と比べると、相当高くなっているのでしょうか？
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。